アレナード加入の効果? カージナルスが11得点で快勝
2021.4.2 12:30 Friday
【カージナルス11-6レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク
カージナルスはレッズの開幕投手ルイス・カスティーヨに対し、有望株ディラン・カールソンの1号3ランなどで初回から大量6得点。その後もタイラー・オニールの1号2ランなどでリードを広げ、11対6で快勝を収めた。期待の新戦力ノーラン・アレナードは第1打席で内野安打、第2打席でタイムリーを放ち、5打数2安打1打点の活躍。アレナード加入の効果もあったのか、得点力不足が課題だった打線が見事に機能した。
アレナードという強力な援護砲を得たポール・ゴールドシュミットは2本の二塁打を含む5打数4安打1打点の活躍。昨季は低調な打線のなかで孤軍奮闘していたが、今季はアレナードの加入でマークが分散し、成績の向上が期待できる。また、オニール、カールソンという若手外野手にも一発が飛び出し、外野手の打力不足に悩むカージナルスにとって、このうえない好スタートとなった。
一方、敗れたレッズはカスティーヨが4回途中8安打10失点(自責点8)と大炎上。メジャーデビュー時のポジションである遊撃に戻ったエウヘニオ・スアレスが2失策を記録するなど、バックの拙守にも足を引っ張られた。「遊撃・スアレス」はディフェンス面において、レッズのアキレス腱となるかもしれない。カージナルス5番手のジオバニー・ガイエゴスが1イニングを三者凡退に抑える好リリーフで1勝目(0敗)をマーク。炎上したカスティーヨには1敗目(0勝)が記録された。