エンゼルス今季初の連敗 大谷の連続試合安打もストップ
2021.4.15 11:30 Thursday
【エンゼルス1-6ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム
エンゼルスは先発のグリフィン・キャニングが5回6安打2失点と試合を作ったが、リリーフ陣が失点を重ね、ロイヤルズに1対6で敗北。今季初の連敗を喫した。エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、空振り三振、四球、空振り三振、レフトフライで3打数無安打。連続試合安打は6でストップし、今季の打率は.340、OPSは1.125となった。
3回裏にサルバドール・ペレスの3号ソロで先制したロイヤルズは、4回裏にキャム・ギャラガーの犠飛で1点を追加して2点リード。先発のブラッド・ケラーは6回表にジャレッド・ウォルシュのタイムリー二塁打で1点を失ったが、6回途中4安打1失点の好投を見せた。7回裏にペレスのタイムリー二塁打とカルロス・サンタナの2号2ランで3点を追加し、8回裏にはウィット・メリフィールドの犠飛で6点目を奪ってダメ押し。ケラー降板後、3人のリリーバーがエンゼルスの反撃をゼロに封じた。
エンゼルスは敵地でのブルージェイズ戦、ロイヤルズ戦のなかでデクスター・ファウラー、アンソニー・レンドン、マックス・スタッシ、フアン・ラガレスと主力野手に故障者が続出し、ジャスティン・アップトンも2試合連続で欠場した。その結果、下位打線には新人やメジャーでの実績が少ない控え選手、あるいはマイナー契約で獲得したベテラン選手が並ぶような形となり、打線の得点力が低下。連敗した2試合は合計3得点に終わった。
ジョー・マドン監督は「(敵地での6試合を)3勝3敗で終えられたのはよかった」と前向きに話したが、今季最初の踏ん張りどころを迎えているのは間違いなさそうだ。