パドレスが意地の1勝 ドジャース3連戦被スイープ回避
2021.4.19 13:30 Monday
【ドジャース2-5パドレス】@ペトコ・パーク
ドジャース3連戦の最初の2試合を熱戦の末に落としたパドレス。1勝もできないまま最初の3連戦を終えることになれば「今年もドジャースには敵わないのか…」といったムードが生まれかねないところだったが、3連戦の最終戦は意地の逆転勝利をマークし、被スイープを回避した。パドレスのジェイス・ティングラー監督は「我々は諦めずに戦い続けた。どこかで流れが変わるであろうことはわかっていたからね」と誇らしげに語った。
トレバー・バウアーとブレイク・スネルによるサイ・ヤング賞経験者同士の投げ合いとなった一戦は、2回表にドジャースがクリス・テイラーの3号2ランで先制。2試合を先勝した勢いのまま一気にスイープするのかと思われたが、パドレスは4回裏にジェイク・クロネンワースの1号ソロで1点を返した。スネルが5回95球2安打2失点、バウアーが6回98球3安打1失点で降板して試合はリリーフ勝負に。7回裏、パドレスはドジャース2番手のブルスダル・グラテロルから無死2塁のチャンスを作り、エリック・ホズマーのタイムリー二塁打で2対2の同点に追い付いた。
続く8回裏には一死1・2塁のチャンスでマニー・マチャドがレフトフライに倒れたものの、ホズマーがドジャース4番手のデニス・サンタナからセンターへのタイムリーを放って勝ち越しに成功。ホズマーが盗塁を決めて2・3塁となり、トミー・ファムのタイムリー二塁打で貴重な2点を追加した。3点リードの最終回はクローザーのマーク・マランソンが三者凡退に抑えて試合終了。最初の3連戦はドジャース2勝、パドレス1勝という結果になったが、残りの16試合も白熱した戦いが繰り広げられるに違いない。