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ダルビッシュ好投も援護なく2敗目 古巣カブスに敗れる

2021.6.10 09:00 Thursday

【カブス3-1パドレス】@ペトコ・パーク

 昨年12月にカブスからパドレスへトレードで加入したダルビッシュ有は、3年間プレーした古巣・カブスと対戦。7回100球を投げて被安打3、奪三振8、与四球2、失点2と先発の役割を十二分に果たす好投を見せたものの、打線の援護がなく、今季2敗目(6勝、防御率2.28)を喫した。勝利したカブスは、先発のジェイク・アリエタが5回4安打1失点の好投。6回以降は3人のリリーバーがパドレス打線をパーフェクトに抑え、3対1で接戦をモノにした。

 ダルビッシュは1回表と2回表に三振を2つずつ奪うなど、3回まで打者9人をパーフェクトに抑える最高の立ち上がり。3回裏にマニー・マチャドのタイムリーで先制したもらった直後、4回表先頭のジョク・ピーダーソンに内角のカッターを捉えられ、右中間への7号同点ソロを浴びたが、後続3人をしっかり抑え、5回表と6回表は走者を出しながらも打者3人で無失点に抑えた。

 ところが、7回表に四球とヒットで無死1・3塁のピンチを招くと、アンソニー・リゾーの併殺打の間に勝ち越し点を献上。100球で7イニングを投げ抜き、味方の援護を待ったが、8回表に2番手のエミリオ・パガーンがセルジオ・アルカンタラに1号ソロを浴びて追加点を奪われ、そのまま1対3で敗れたため、ダルビッシュには今季2敗目が記録された。カブスは2番手のレックス・ブラザーズが2勝目(0敗)をマーク。4番手のクレイグ・キンブレルには15セーブ目が記録されている。

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