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エンゼルス・ミナシアンGM 先発ローテの強化に動くことを明言

2021.11.10 13:00 Wednesday

 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは日本時間11月10日、カリフォルニア州カールスバッドで行われているGM会議に出席し、投手補強の必要性を改めて強調した。メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシ記者によると、エンゼルスはすでにFAのロビー・レイ、エドゥアルド・ロドリゲスの両左腕の動向をチェックしており、ジャスティン・バーランダーの公開練習にもスカウトを派遣していたという。ミナシアンは「FA市場とトレード市場のすべての先発投手を検討する」と補強に意欲を見せている。

 ミナシアンは先発投手の補強について「私はいかなる可能性も排除しない」とコメント。「(誰を獲得できるかは)市場の動向次第だ。我々は情報収集を続けているが、FA市場であってもトレード市場であっても、どんな可能性を排除することもしない。投手補強には様々な方法がある」と幅広く投手補強の可能性を探っていく方針を明らかにした。

 メジャーリーグ公式サイトでエンゼルスを担当するレット・ボリンガー記者によると、エンゼルスは今オフ、少なくとも2人の先発投手を獲得する可能性があり、場合によっては3人になる可能性もあるという(そのうち1人はアレックス・カッブとの再契約になる可能性も)。ただし、ミナシアンはエース級の先発投手の獲得について「それは非常に難しいものだ。エース級の先発投手には人それぞれ様々な定義があるからね。でも、我々は先発ローテーションを大幅に改善したいと思っている」とやや慎重な姿勢を見せた。

 ブルペンの補強も必要であり、ミナシアンは「クオリファイング・オファーを拒否されたとしても、ライセル・イグレシアスとの再契約には興味がある」と語った。また、遊撃手も補強が必要なポジションであり、ミナシアンはFA市場で遊撃手の獲得に動く可能性を否定しなかった。「我々フロントオフィスの仕事はすべての可能性について議論をすることだ」とミナシアン。あらゆる選択肢を検討したうえで、どんな補強を見せるか注目だ。

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