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【強豪国だらけの世界大会⑥】3大会ぶり永遠のライバル直接対決は激戦必至!

2023.2.24 03:59 Friday

 2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシックでは2次ラウンドまで全勝、2009年の決勝戦では死闘を演じた侍ジャパン永遠のライバル韓国。ここ2大会は1次ラウンド敗退で対戦はなかったが、今回の1次ラウンドで3大会ぶりに直接対決が実現する。

 2006年の第1回大会では、1次ラウンドで侍ジャパンに2戦2勝、しかし3度目の対戦となった準決勝で敗退しベスト4に終わった韓国。そして第2回大会も互角の対戦でついに決勝戦へ。9回裏二死から韓国が同点に追いつくなど、大会史上を代表する死闘を演じた両国の代表が3大会ぶりに対戦する。

 2013年の第3大会は台湾、続く前回大会は自国開催の1次ラウンドで敗退した韓国だったが、今回は侍ジャパンと同じプールBで3月10日の第2戦で激突する。

 カージナルスのレギュラーとして活躍するトミー・エドマンや、ダルビッシュ有が所属するパドレスと2021年に契約し、昨季は全休したフェルナンド・タティスJr.に代わって遊撃手を務めたキム・ハソンがメンバー入り。キムは昨季、自己ベストの11本塁打、59打点をマークした。

 また、2019年に19本塁打を放ち、このオフにレイズからパイレーツに移籍したチェ・ジマンも候補に挙がっているが、昨年11月に受けた肘の手術の回復状況次第で出場は微妙だ(編集部注:チェは出場を辞退した)。

 投手陣にも元メジャーリーガーのキム・グァンヒョン(2020~21年カージナルス)、ヤン・ヒョンジョン(2021年レンジャーズ)と実力者が控えている。

 3月10日の直接対戦、もちろん侍ジャパンにとっては負けられない一戦となるが、ふたたびアジアの2強が世界を席巻できるか、韓国の復活にも期待したい。

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