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【強豪国だらけの世界大会⑦】最強チームで届かなかった夢。17年ぶりにベネズエラ最強が集結!

2023.2.25 08:30 Saturday

 2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシックでは超豪華メンバーを結集し挑むも2次ラウンドで敗退。以降も第2回大会のベスト4が最高成績だった南米の強豪・ベネズエラが再び最強メンバーで悲願の世界一を狙う。

 2006年の記念すべき第1回ワールド・ベースボール・クラシックで最強メンバーを結集させたベネズエラ。大会公式ツイッターでは「なんてチームだ!(What a team !)」と当時の超豪華布陣を再び投稿するほどだった。

 2番には当時10回(最終11回)ゴールドグラブ受賞の名手オマー・ビスケルをはじめ、前年のホームラン・ダービー覇者ボビー・アブレイユ、MLB3年目で3割・30本塁打・100打点を記録したミゲル・カブレラ、2009年には巨人でもプレーしたエドガルド・アルフォンゾ。そして、2004年のサイ・ヤング賞投手(2006年、投手三冠で2度目の受賞)ヨハン・サンタナなど、豪華メンバーが注目されたが2次ラウンドで敗退。

 その後、2009年はベスト4も2013年は1次ラウンド、2017年は2次ラウンドで敗退と結果を残せなかったが今回はベネズエラの公式MLBサイトが「ベネズエラ準備完了!」と投稿する強力メンバーが集結した。

 打撃陣は、2017年MVPホセ・アルトゥーベをはじめ、2021年の本塁打王サルバドール・ペレス、昨季ア・リーグ首位打者のルイス・アライズ。そして、MVPに2度輝き通算507本塁打を放った現役唯一の三冠王達成者ミゲル・カブレラなどが顔を揃える。

 投手陣も昨季15勝を挙げたルイス・ガルシア、10勝のパブロ・ロペスらが名を連ねている。

 1次ラウンドは、優勝候補のプエルトリコ、ドミニカ共和国と同じプールDの「死の組」からの挑戦となるが、そこを通過すれば一気に駆け上がる可能性も。17年越しの悲願の世界一へ向け、再び最強メンバーで挑むベネズエラも見逃せない。

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