【今年が勝負年!④コディ・ベリンジャー】ドジャースで新人王、MVPを獲得した強打者がカブスで再起をかける
2023.4.3 15:57 Monday
2017年に新人王、2019年にはMVPを獲得したドジャースの中心選手がカブスに移籍。ここ3年の不振から再起をかける27歳のコディ・ベリンジャー。28歳の鈴木誠也との新たな右中間コンビで勝負のシーズンを迎える。(3月23日時点)
2017年には当時のナ・リーグ新人記録となる39本塁打を放ち、新人王を獲得すると、2019年には打率.305、47本塁打、115打点、OPS1.035をマークしてMVPに輝いたドジャースのコディ・ベリンジャーがオフにノンテンダーFAとなり、カブスと契約。
ドジャースの中心選手だったベリンジャーだったが、ここ3年は怪我や打撃不振で結果を残せず、日本時間11月19日に日本の「自由契約」に近い「ノンテンダー」を宣告され、翌月15日にカブスとの単年契約を結んだ。
心機一転、再起をかけるベリンジャーは自身のインスタグラムで、シカゴのファンと交流する画像を投稿。その決意を見せた。
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MLB公式サイトが予想する2023年シーズンのカブスのラインナップでは、ベリンジャーは「4番・中堅」に。鈴木誠也はキャンプ中に左脇腹を痛め、開幕はIL(故障者リスト)で迎えることが濃厚だが、戻ってくると新たな右中間コンビ結成となる。
メジャー6年で通算152本塁打、2019年には外野手でシルバースラッガー、ゴールドグラブをダブル受賞している堅守の強打者は、新天地で輝きを取り戻せるか。メジャー2年目の鈴木の活躍とともに、右中間コンビを組むベリンジャーの再起にも期待したい。