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打線沈黙でエンゼルス連勝ならず 大谷は7回3失点も今季初黒星

2023.5.10 12:59 Wednesday

【アストロズ3-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

 エンゼルスは3回裏にザック・ネトの1号ソロで先制したものの、先発の大谷翔平が5回表に突如乱れ3失点。打線もアストロズ先発のフランバー・バルデスの前に8回まで12個の三振を奪われるなど好左腕を打ちあぐね、1対3で同地区のライバルに敗れて連勝を逃した。バルデスは3勝目(4敗)をマークし、アストロズ3番手のライアン・プレスリーが5セーブ目を記録。大谷は悔しい今季初黒星(4勝)を喫してしまった。

 エンゼルスは3回裏にネトのメジャー初ホームランが飛び出すと、先発の大谷が4回まで無失点の好投と順調な滑り出し。しかし5回表に試合が暗転した。一死から8番のジェイク・マイヤーズに四球を与えると、9番のマーティン・マルドナードにまさかの2号逆転2ランを献上。さらに1番から3連打を浴びてこの回3失点となってしまった。大谷はその後7回まで投げ切ったが、反撃したいエンゼルス打線がアストロズ先発バルデスの前にわずか3安打と沈黙し力尽きた。

 大谷は7回103球を投げて被安打6、与四球2、奪三振7、失点3の内容。5回以外はほぼ完璧な投球を見せていただけに悔やまれるイニングとなった。今季の投球成績は46回を投げて4勝1敗、防御率2.74、66奪三振となっている。また、打者としては「3番・DH」でセカンドゴロ、センターフライ、捕手打撃妨害、空振り三振で3の0とこちらも悔しい結果。バットで自身を援護することができず、今季の成績は打率.294、OPS.877となった。

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