カブスが土壇場逆転でブリュワーズに連勝 鈴木誠也3安打の活躍
2023.7.6 11:53 Thursday
【カブス4-3ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド
カブスは2点ビハインドで迎えた9回表にマイク・トークマンのタイムリー二塁打で同点とすると、相手のエラーで勝ち越しに成功。最後はクローザーのアドバート・アルゾレイが3人で締めて、4対3でブリュワーズに勝利し2連勝を飾った。カブス2番手のマイケル・ラッカーが2勝目(1敗)をマークし、アルゾレイは5セーブ目を記録。ブリュワーズ5番手のデビン・ウィリアムスは2敗目(4勝)を喫している。
連勝を狙うカブスは3回表にイアン・ハップのタイムリーで先制したものの、直後に同点を許すと以降打線が低調に。5回表一死満塁と最大のチャンスも併殺に倒れると、6回以降の3イニングは一人のランナーも出すことができず、ブリュワーズ投手陣に封じられていた。それでもカブス打線は1対3で迎えた最終回に守護神ウィリアムスを攻略。二死2・3塁からトークマンがレフト線に同点打を放つと、続くニコ・ホーナーのサードゴロでワンバウンドになった送球を一塁手が弾く隙を見逃さず、トークマンが二塁から一気に生還し逆転に成功した。
カブスの鈴木誠也は「3番・右翼」でスタメン出場し、レフト前ヒット、サード内野安打、レフト前ヒット、見逃し三振で4打数3安打。マルチ安打をマークし、鋭い当たりを連発した前日に続く活躍を披露し、3回表にはチャンスを広げる安打で先制点を呼び込んだ。今季の成績は打率.257、OPS.744に。6試合連続ノーヒットのトンネルを抜けた鈴木が再び調子を取り戻している。