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タイヨンが古巣相手に好投してカブスが勝利 鈴木は4打数1安打

2023.7.8 11:01 Saturday

【カブス3-0ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

 カブスは先発のジェイムソン・タイヨンが昨年まで所属していた古巣ヤンキースを相手に8回無失点の好投を披露。打線もコディ・ベリンジャーの9号ソロなどで3点を奪い、3対0でヤンキースに勝利して3連戦初戦を制した。タイヨンは3勝目(6敗)をマークし、2番手のアドバート・アルゾレイが6セーブ目を記録。故障からの復帰登板となったヤンキース先発のカルロス・ロドンが1敗目(0勝)を喫している。

 タイヨンが古巣相手に鮮烈な恩返しを見せた。初回に2番のグレイバー・トーレスに安打を許して以降、打たせて取る投球でヤンキース打線に1本の安打も与えず。8回102球、被安打1、与四球2、奪三振4で無失点と圧巻のピッチングでヤンキース打線を封じていった。一方、左前腕の故障から復帰し、ヤンキースのユニフォームでようやく初登板を果たしたロドンは、昨年178回で237個の三振をマークした持ち味を発揮することができず。5回1/3、69球を投げて三振はわずか2個にとどまり、2失点を喫するなど本来の投球にはまだ遠かった。

 カブスの鈴木誠也は「2番・右翼」でスタメン出場し、センターフライ、ショートゴロ、ショートゴロ、レフト前ヒットで4打数1安打。強い打球を放つも相手ショートのアンソニー・ボルピーに阻まれるという場面もあったが、最終打席でようやくボルピーの横を抜いて4試合連続安打をマーク。今季の成績を打率.258、OPS.742としている。

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