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【MLBマスコット大図鑑④】MLB初のマスコットは今年でデビュー「60周年」 ニューヨークのベテラン夫婦

2024.7.24 15:13 Wednesday

 真剣勝負が繰り広げられるスタジアムで、どちらのファンも笑顔にするのが球団マスコットだ。個性豊かな人気者たちのプロフィールを紹介する。第4回はメッツのミスター・メッツとミセス・メッツ。

 1963年、メッツのゲームプログラムの表紙に、頭が野球のボールになったキャラクターが登場。シェイ・スタジアムに本拠地を移転した翌1964年、ミスター・メッツの「実体」がお披露目された。MLB初の球団マスコットとして知られ、今年でデビュー60周年。チームを応援するあまり声を失ってしまったが、12ヶ国のジェスチャーができる。

 2000年の開幕戦では、MLB史上初の海外での公式戦開催となった東京ドームで、MLBのマスコットで初めて日本のファンを盛り上げた。

 そのミスター・メッツのパートナーとして1960年代に登場したのがレディー・メッツだ。1970年代半ばに2人は結婚。3人の子どもがおり、ミセス・メッツは一時「育休」を取っていたが、チームがシティ・フィールドに移転してから4年後の2013年、オールスター・ゲームが本拠地開催されることをきっかけに完全復帰した。球場にいないときは、フラッシングにあるチャイナタウンでご近所さんと食べ歩きをしているという。

 2人でKiss Camに登場したり、メッツの守護神エドウィン・ディアスの登場曲『Narco』に合わせてトランペットを吹くパフォーマンスをしたりと、息の合ったベテラン夫婦にご注目を。

◆ミスター・メッツのプロフィールデータ一覧
誕生日:1963年4月9日
MLBデビュー:1964年4月17日
出身地:ニューヨークのフラッシング
身長:6フィート10インチ(約208.3cm)※一般的なドアより1針高い
体重:頭部が重い

◆ミセス・メッツのプロフィールデータ一覧
誕生日:レディーは教えない(ただ、1960年代のいつか)
出身地:ニューヨークのフラッシング
好きな曲:「Meet the Mets」
好きな楽器:ホルン
好きな映画:『プリティ・リーグ』
好きな色:青とオレンジ
好きなスタジアムグルメ:チキンフィンガー、ケチャップとランチドレッシングのようなソースがかかったフライドポテト

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