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【今週の注目カード】ドジャース、同地区ライバル対決第4幕に2大エース揃い踏み

2024.7.29 22:26 Monday

 後半戦7勝3敗のドジャース、7勝2敗のパドレスと、ナ・リーグ西地区で覇権を争う好調のライバル同士が再び顔を合わせる。ここまで3勝5敗と負け越しているドジャースのマウンドに上がるのは、故障から復帰した左右の2大エース。ポストシーズン進出に向け、注目の頂上決戦を制するのはどちらか。

 シーズンは後半戦に突入し、地区の覇権争いも熾烈になっているなか、6月中旬には10ゲーム差あったパドレスが、首位ドジャースに6.5ゲーム差に迫っている。そんななか、再びライバル同士が顔を合わせる。

 韓国でのオープニング・シリーズでは1勝1敗、その後はパドレスが2勝1敗のペースで、ここまで8試合で5勝3敗とパドレスが勝ち越している。

 7月30日(日本時間31日)のドジャースの先発は、24日(同25日)のジャイアンツ戦で19日ぶりの登板となったタイラー・グラスナウ。韓国、アメリカでの開幕投手を務め、前半戦に8勝(5敗)を挙げるも、腰の張りで故障者リスト(IL)入りし、復帰2登板目となる。

 今季グラスナウはパドレス戦に2度登板し、勝敗はなしも、12回で被安打3、失点3、防御率2.25と好投している。対するパドレスの先発は、ナックルボーラーのマット・ウォルドロン。ウォルドロンも今季ドジャース戦で2試合に登板し、0勝1敗、防御率2.61と安定。ただし、5月11日(同12日)にはフレディ・フリーマンに被弾を喫している。

 そして、第2戦は299日ぶりに復活したドジャース不動の左腕エース、クレイトン・カーショウが今季2度目のマウンドに上がる。

 対するパドレスの先発は、25日(同26日)のナショナルズ戦でノーヒッターを達成し、2ケタ勝利をマークしたばかりのディラン・シース。今季ドジャース戦では登板はないが、白熱した投手戦が予想される。

 ちなみに、大谷翔平はシースと通算11打数3安打だが、2021年と2023年にそれぞれ本塁打を放っている。

 ポストシーズンでの勝利が至上命題であるドジャースが、このライバル対決で勝利して勢いをつけるか。それともパドレスが意地を見せ、2大エースを攻略するのか。激闘必至のライバル対決は見逃せない。

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