【日本人選手の月間通信簿7月 投手編】ASG出場、トレード、復帰… それぞれの評価は?
2024.8.8 22:52 Thursday
日本人投手は7月にどのような活躍を見せてくれたのか、それぞれの投手の成績を振り返り、独断で通信簿としてA~Eの5段階で評価。オールスター・ゲーム(ASG)出場の投手のその後、トレードが決まった投手、そしてようやく開幕を迎えた投手は?
前半戦でナ・リーグのルーキー2位となる8勝(2敗)を挙げ、同1位タイの98奪三振、同5位の防御率2.97でASGに選出されたカブスの今永昇太。新人王獲得も期待される今永の7月はどうだったのか。
今永昇太(カブス) GRADE:A
1勝0敗 防御率2.55 奪三振27 WHIP0.93
前半戦最後の登板となった7月10日のオリオールズ戦で6回を6安打無失点にまとめ、8勝目をマークした今永。後半戦初登板の21日のダイヤモンドバックス戦では7回2安打1失点10奪三振も勝ち負けはつかず、チームは延長戦で勝利した。
7月は4登板だったが、防御率は2.55と好調だった5月の2.67を上回るピッチングを披露。WHIP(投球回あたり与四球・被安打数合計)は5月の1.19より優秀だったこともあり、評価はAとした。
菊池雄星(7月当時ブルージェイズ、現アストロズ) GRADE:C
0勝1敗 防御率6.59 奪三振37 WHIP1.43
7月9日のジャイアンツ戦では、7回1/3を6安打2失点、キャリアハイの13三振を奪うも勝ち負けはつかず。29日には1対3のトレードでアストロズへの移籍が決まった。今季不振だったチームから、常勝軍団への移籍で今後どのように変わるか注目したい。
前田健太(タイガース) GRADE:C
0勝1敗 防御率10.06 奪三振15 WHIP1.71
7月に入り、4日のツインズ戦では3回2/3を9安打9失点、9日のガーディアンズ戦でも2回2/3を7安打6失点で、中継ぎに転向。14日のドジャース戦では0対3の4回から登板し、3回2/3を1安打無失点。28日のツインズ戦でも5回を5安打1失点に抑えるなど、ロングリリーフで安定感を見せた。
千賀滉大(メッツ) GRADE:B
1勝0敗 防御率3.38 奪三振9 WHIP0.56
右肩痛によりキャンプの途中で離脱した千賀が、ようやく開幕を迎えた。7月26日のブレーブス戦で復帰登板を果たすと、5回1/3を2安打2失点、奪三振は9をマークする好投を披露したが、6回無死から一飛に打ち取った際に左ふくらはぎを負傷。復帰戦は73球、日米通算100勝を達成したが、再び故障者リスト(IL)に入ることになった。
松井裕樹(パドレス) GRADE:B
0勝0敗 セーブ0 防御率2.89 奪三振13 WHIP0.96
7月は9試合に登板、9回1/3を投げて失点は3。3日のレンジャーズ戦では1回1/3を1安打もアウトはすべて三振で奪った。後半戦に入って19日のガーディアンズ戦でも1回を無安打3奪三振など、完璧な中継ぎで、前半戦最後の14日から6登板で無失点投球を続けた。防御率、WHIPは今季月間で自身トップの数字をマークし、評価はBとした。
ダルビッシュ有(パドレス)登板なし
5月29日に左足付け根の張りで降板しIL入り。復帰直前の6月24日に今度は右ひじの炎症が見つかり、25日の登板を回避。また、7月6日に制限リスト入りしており、復帰時期は未定だ。
山本由伸(ドジャース)登板なし
6月16日に右肩腱板(けんばん)の損傷でIL入り。8月に入ってブルペンでの投球を再開しているが、チームは9月の復帰に期待。ポストシーズンで万全の状態に備える。
上沢直之(レッドソックス)登板なし
7月9日にメジャー40人の登録から外れ、現在レッドソックス傘下のマイナーAAA級でプレー。
藤浪晋太郎(メッツ)登板なし
7月26日にメジャー40人の登録から外れ、現在メッツ傘下のマイナーAAA級でプレー。
夢の舞台での登板やトレード、復帰登板などさまざま出来事があった日本人投手陣。8月はどのような活躍を見せてくれるのか。新天地での飛躍、復帰登板などこれからも注目したい。
