【MLBマスコット大図鑑⑦】マスコット失踪!? ウォーリーをさがせ!
2024.8.19 22:50 Monday
真剣勝負が繰り広げられるスタジアムで、どちらのファンも笑顔にするのが球団マスコットだ。本企画では個性豊かな人気者たちのプロフィールを紹介する。第7回はレッドソックスのウォーリー・ザ・グリーンモンスター。
メジャー最古の球場であるフェンウェイ・パーク。その左翼にそびえ立つ巨大な壁「グリーンモンスター」に住んでいるのが、レッドソックスのマスコット・ウォーリーだ。当初は広告で覆われていた壁が緑色に塗り替えられ、グリーンモンスターと呼ばれ始めた1947年から50年間そこに引きこもっていたが、1997年に姿を現してメジャーデビュー。テシーという名前の妹がいる。
7回表終了後に行われるメジャー名物の「7th Inning Stretch」では「Take Me Out To The Ball Game」をファンと一緒に歌うウォーリー。好きなフレーズは「I don’t care if I never get back…」とのこと。50年以上レッドソックスを応援し、グリーンモンスターに住んでいるウォーリーはフェンウェイ・パークから帰ってきたことがないからだ。
そんなウォーリーは2012年に「失踪事件」を起こしている。突然ウォーリーが1人で球場外に出たことにより、レッドソックスのスタッフは騒然。目撃情報を聞いて回ったり、メディアがニュースで大きく取り上げたりと、まさに「ウォーリーをさがせ!」状態に。街中が注目するなか、ジョン・ハンコック・センターで発見されたウォーリーは、球場外にも元気を届けようとしたのだった。
◆ウォーリー・ザ・グリーンモンスターのプロフィール一覧
名前:ウォーリー
身長:とても大きい
体重:秘密
メジャーデビュー:1997年4月13日
投打:両投両打
背番号:97
好きな色:緑、赤、ネイビー
好きなチーム:ボストン・レッドソックス
好きな旅行先:フロリダのフォート・マイヤーズ
好きな曲:「Dirty Water」、「Shipping Up to Boston」
好きなテレビ番組:読書の方が好き!
好きな映画:『フィールド・オブ・ドリームス』、『モンスターズ・インク』
好きな選手:レッドソックスのみんな