パドレス逆転で３連勝　松井が逆転呼び込む好投で４勝目

2024.8.28 11:46 Wednesday

【パドレス７ー５カージナルス】＠ブッシュ・スタジアム

　日本時間８月28日、パドレスは逆転でカージナルスを下し、連勝を３に伸ばした。ポール・ゴールドシュミットの20号２ランなどで４対５と逆転されたパドレスは、６回から松井裕樹を投入。松井は１回を無失点に抑えると、直後の７回にパドレスはジェイク・クロネンワースのタイムリーなどで逆転に成功。パドレスはそのまま７対５で逃げ切り、松井は４勝目（２敗）をゲットした。カージナルスの２番手ジョシュ・キングに３敗目（３勝）が付いている。

　初回、カージナルスは連打で無死２・３塁のチャンスを作ると、パドレス先発ディラン・シースのワイルドピッチ、さらに犠牲フライで２点を先制する。しかし、直後の２回にパドレスは４番マニー・マチャドの連日の22号ソロを皮切りに、８番ルイス・カンプサーノと１番ルイス・アライズのタイムリーなどで４点を返した。しかし、カージナルスも意地を見せる。３回二死２塁のピンチで、パドレスのジャクソン・メリルが放った大飛球を中堅手のビクター・スコット2世がフェンス際でスーパーキャッチ。さらに５回には６番ラーズ・ヌートバーのタイムリーと、７番ポール・ゴールドシュミットの20号２ランで逆転に成功する。

　４対５と追いかける展開となったパドレスは７回、９番メイソン・マッコイの四球を足がかりにダブルスチールでチャンスを拡大し、２番ジュリクソン・プロファーが犠牲フライを放って同点。そして、３番ジェイク・クロネンワースがタイムリーを放って再逆転した。９回にも追加点を加えると、９回はマーリンズからトレードで獲得した絶対的リリーバーのタナー・スコットが登場。危なげなく試合を締めくくり、連勝を３に伸ばした。

　パドレスの松井裕樹は、１点ビハインドの６回に登場。１四球を与えながら１回を１三振無失点に抑え、チームの逆転を呼び込む好投を見せた。シーズン防御率は3.32に下がっている。