パドレス痛恨のサヨナラ負け 再び2位Dバックスと1ゲーム差に
2024.8.29 13:40 Thursday
【パドレス3-4xカージナルス】@ブッシュ・スタジアム
日本時間8月29日、パドレスは敵地ブッシュ・スタジアムでのカージナルス4連戦の3戦目を迎え、8回表にカイル・ヒガシオカの一発で追いついたものの、9回裏に守護神ロベルト・スアレスが打たれ、3対4でサヨナラ負け。熾烈な優勝争いのなかで痛恨の敗戦を喫し、2位ダイヤモンドバックスとのゲーム差は1となった。カージナルス5番手のライアン・ヘルズリーは9回表のピンチを無失点で切り抜けて6勝目(4敗)をマーク。パドレス4番手のスアレスは9回裏二死から3連打を浴び、2敗目(8勝)を喫した。
パドレスは4連戦の最初の2試合に連勝した勢いそのままに、初回にマニー・マチャドのタイムリーなどで2点を先制。4回裏にルーケン・ベイカーのタイムリー二塁打、ポール・ゴールドシュミットのタイムリーなどで3点を奪われ、カージナルスに逆転を許したが、8回表二死からヒガシオカに16号ソロが飛び出し、3対3の同点に追いついた。ところが、9回表一死3塁の勝ち越し機でジェイク・クロネンワースとマチャドが連続三振に倒れると、9回裏二死からスアレスが連打を浴び、1・2塁のピンチに。ここでノーラン・アレナドにセンター前へのタイムリーを浴び、3対4でサヨナラ負けとなった。
試合前の時点では2位ダイヤモンドバックスとゲーム差なしの位置につけていたパドレスだが、ダイヤモンドバックスが劇的な逆転勝利を収めたのとは対照的に、手痛いサヨナラ負けを喫し、ダイヤモンドバックスから1ゲーム差に後退。8回表に同点とし、9回表に絶好の勝ち越し機があっただけに、逆転での地区優勝を狙ううえで痛恨の1敗となった。あす行われる4連戦の最終戦はマイケル・キング(パドレス)とソニー・グレイ(カージナルス)のマッチアップが予定されているが、パドレスは最終戦を制し、4連戦を勝ち越しで終えることができるだろうか。なお、パドレスの松井裕樹は登板機会がなかった。