【MLBマスコット大図鑑⑩】生まれながらにしてカブスファン クラークは力強いスイングも魅力?
2024.9.12 15:50 Thursday
真剣勝負が繰り広げられるスタジアムで、どちらのファンも笑顔にするのが球団マスコットだ。個性豊かな人気者たちのプロフィールを紹介する。第10回はカブスのクラーク・ザ・カブ。
熊のクラークは、1900年代初めにカブスのマスコットとして活動したジョアのひ孫。ジョアからカブスの話を聞いて育ったため、生まれながらにして大のカブスファンだ。いつか入団することを夢見ていたクラークは、2014年に球団マスコットとして登場した。
カブスのホームゲーム開催日は、試合前に本拠地リグレー・フィールドの外側にあるギャラガー・ウェイで過ごし、試合中は球場内を歩き回って多くのカブスファンと一緒に写真撮影をしている。
そんなカブス愛に溢れたクラーク。2018年に行われたマスコット・ホームラン・ダービーで見事チャンピオンに輝いており、力強いスイングも持ち味? 2023年のスプリング・トレーニング期間にもそのパワーを発揮した。
外野手のイアン・ハップが、トレーニング地のスローン・パーク内外をドローンで撮影することに挑戦。敷地内を縦横無尽に飛び回るドローンを捕まえようと、スタッフや選手たちが奮闘するも、ドローンの俊敏な動きによってかわされてしまう。グラウンドを撮影するなか、ハップは「クラークを挑発しよう」と、バッターボックスに立つクラークに向かってドローンを飛ばした。ところが、クラークはドローンを一振りで撃破。華麗なバットフリップと確信歩きも披露している。
◆クラーク・ザ・カブのプロフィール一覧
フルネーム:クラーク・ザ・カブ
好きな色:カブスの球団カラーのブルー
好きな観光地:アリゾナ州のメサ
好きな曲:もちろん「Go Cubs Go」!
趣味:ティーボールの素振り練習、Clark’s Crew(カブスのファンクラブ)会員とお出かけすること
好きな映画:「がんばれ!ルーキー」