ヤンキースが接戦を制して先勝 7回裏バーデューゴが勝ち越し打
2024.10.6 11:01 Sunday
ディビジョンシリーズ第1戦【ロイヤルズ5-6ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム
日本時間10月6日、今日からディビジョンシリーズがスタートする。ア・リーグの第1シード・ヤンキースは、第5シード・オリオールズと対戦。第1戦はシーソーゲームの末、ヤンキースが6対5で勝利した。ヤンキースは5対5の同点で迎えた7回、アレックス・バーデューゴが殊勲の勝ち越しタイムリー。ヤンキースブルペンは4回を自責ゼロで繋ぎ、ヤンキースは先勝した。
試合は2回、一死1・3塁のチャンスを作ったロイヤルズが、7番トミー・ファムの犠牲フライで1点を先制する。しかし、3回にヤンキースは1番グレイバー・トーレスがヤンキー・スタジアムの狭いライトスタンドに2ラン本塁打を放って逆転。しかし、直後の4回にはロイヤルズの6番MJ・メレンデスが逆転2ランを放って3対2となり、試合はシーソーゲームの様相を呈し始める。
ロイヤルズ先発のマイケル・ワカは5回先頭に四球を与えたところで降板。しかし、2番手アンヘル・セルパは2番フアン・ソトに安打、3番アーロン・ジャッジに四球を許し、満塁のピンチを招いてしまう。続く4番オースティン・ウェルズには押し出し四球、代わった3番手ジョン・シュライバーも二死を取った後に押し出し四球を与え、ロイヤルズはこの回4四球で逆転を許した。
ただ、6回ロイヤルズもエラーを足がかりに一死2・3塁のチャンスを作り、代打ギャレット・ハンプソンが逆転の2点タイムリー。流れを簡単に手放さない。しかし、ロイヤルズは6回にも四球からピンチを招いてタイムリー、7回にも9番アレックス・バーデューゴにタイムリーを浴び、5対6と逆転を許してしまった。
ヤンキースは6対5でリードを奪い、8回二死1塁から切り札のルーク・ウィーバーを投入。ウィーバーはこのピンチを三振で切り抜け、9回も続投。自責点ゼロ、1四球に抑えたヤンキースブルペンに対し、ロイヤルズブルペンは自責点3、5四球と走者を許す場面が多く、それが差となって勝敗に現れた。第2戦は一日置いて8日に行われる。