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ドジャース・カーショウは今季復帰の可能性が消滅 指揮官が明言

2024.10.7 06:10 Monday

 ドジャースは山本由伸、ジャック・フラハティ、ウォーカー・ビューラー、ランドン・ナックという先発ローテーションでパドレスとの地区シリーズを戦っているが、勝ち進んだ場合もこの4人がローテを担う可能性が高くなった。日本時間10月6日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は地区シリーズ第1戦の試合前、左足親指を痛めて離脱しているクレイトン・カーショウの今季中の復帰が難しくなったことを発表。タイラー・グラスナウ、ギャビン・ストーンに続いてカーショウも今季終了となった。

 ロバーツ監督は「クレイトンは事態を前進させ続けるため、そしてポストシーズンに出場するチャンスを得るために全力を尽くしていた。しかし、現時点での彼の足の状態を考えると、思うように回復していない。クレイトンの2024年シーズンは終了だ」とコメント。現在36歳のカーショウは左肩手術から7月下旬に復帰して7試合に先発したが、自己最少の30イニングにとどまり、2勝2敗、防御率4.50、24奪三振という成績を残して8月末に再び戦列を離れた。登板数が10試合に満たなかったのはメジャー17年目で初めてである。

 正捕手ウィル・スミスは「カーショウは球界最高の投手の1人だったし、間違いなく殿堂入りする選手だ。ドジャース一筋のキャリアを過ごし、この5~6年間は僕もチームメイトとして一緒にプレーしてきた」とコメント。「彼がポストシーズンで投げられないのはとても残念。チームにとっても残念だし、彼自身も残念に思っていると思う。彼は毎日グラウンドに来て、僕たちのことを応援してくれているし、クラブハウスでも存在感がある。彼にできる方法で僕たちを助けてくれているんだ」と語り、チームにおけるカーショウの存在の大きさを強調した。

 カーショウはメジャー17年間で通算432試合に登板し、212勝94敗、防御率2.50、2968奪三振を記録。2011年、2013年、2014年と3度のサイ・ヤング賞に輝き、そのうち2014年はMVPも同時受賞するなど、将来のアメリカ野球殿堂入りを確実視されている。


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