カーショウが来季も現役続行へ 「来年も戻ってきて挑戦するよ」
2024.10.15 05:25 Tuesday
日本時間10月15日、ドジャースのベテラン左腕クレイトン・カーショウはメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦の試合前に「FOX」のプレゲーム番組に出演し、来季も現役を続行するつもりであることを明かした。通算212勝、サイ・ヤング賞3度の実績を誇るレジェンド左腕のカーショウは「来年も戻ってきて挑戦するよ」とコメント。今季は左肩手術の影響で7月下旬まで復帰できず、8月末には左足親指を痛めて再離脱したため、わずか7試合しか投げられなかったが、来季もメジャーのマウンドに立つカーショウの姿を見ることができそうだ。
現在36歳のカーショウはメジャー17年目の今季、7試合に先発して30イニングを投げ、2勝2敗、防御率4.50、24奪三振を記録。8月末に故障者リスト入りしたあと、シーズン終盤での戦列復帰が期待されていたが、左足親指の状態がなかなか回復せず、ポストシーズンも欠場することがすでに決まっている。
メジャー17年間の通算成績は432試合(うち429先発)に登板して212勝94敗、防御率2.50、2968奪三振。最多勝3度、最優秀防御率5度、最多奪三振3度と多くのタイトルを獲得し、2011年には投手三冠を達成した。また、2011年、2013年、2014年と3度のサイ・ヤング賞を受賞。このうち2014年はMVPとのダブル受賞だった。来季も現役を続行するのであれば、通算3000奪三振(あと32)を達成する可能性は高いだろう。
なお、カーショウは来季の契約が選手側に選択権のあるオプションとなっており、これを行使してドジャースに残留する可能性がある。あるいは、選手オプションを破棄して一旦FAとなり、ドジャースと改めて契約を結ぶという選択肢もある。いずれにせよ、他球団と契約することは考えにくく、来季もドジャー・ブルーのユニフォームを着てプレーすることになりそうだ。