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ドラフト・ロッタリーの抽選オッズが決定 2球団が最高の22.45%

2024.10.24 11:19 Thursday

 現行の労使協定となった2022年以降、ドラフトの全体1~6位の指名権はロッタリー(抽選)によって決められている。今年もドラフト指名権を決めるロッタリーがウィンター・ミーティング期間中に行われる予定となっており、米公式サイト「MLB.com」のジョナサン・メヨ記者によると、日本時間12月11日午前7時30分から「MLBネットワーク」にてライブ中継されるようだ。今年は16球団に全体1位指名権を獲得するチャンスがあり、オッズ最高のロッキーズとマーリンズは22.45%の確率となっている。

 ドラフト指名権のロッタリーには通常、ポストシーズンに進めなかった18球団に参加権があるものの、長期的なタンキングを防ぐために、ロッタリーに参加できる連続年数には制限が設けられている。今年はホワイトソックスとアスレチックスの2球団がロッタリーの対象外に。収益分配の「払い手」である球団は2年連続でロッタリーに参加できないため、ホワイトソックスは除外。収益分配の「受け手」である球団も3年連続でロッタリーに参加できないため、アスレチックスも除外された。ホワイトソックスは全体10位、アスレチックスは全体11位より早い指名権を得ることはできない。

 今回のロッタリーで各球団が全体1位指名権を得る確率は以下の通り。

ロッキーズ 22.45%
マーリンズ 22.45%
エンゼルス 17.96%
ナショナルズ 10.20%
ブルージェイズ 7.48%
パイレーツ 5.31%
レッズ 3.67%
レンジャーズ 2.45%
ジャイアンツ 1.90%
レイズ 1.50%
レッドソックス 1.22%
ツインズ 1.09%
カージナルス 0.82%
カブス 0.68%
マリナーズ 0.53%
ダイヤモンドバックス 0.27%
ホワイトソックス 0%
アスレチックス 0%

 上記の18球団がロッタリーの結果に従って全体1~18位の指名権を得ることになる。なお、全体19~30位の指名権はポストシーズンの敗退順に決まる。

19 オリオールズ
20 ブリュワーズ
21 アストロズ
22 ブレーブス
23 ロイヤルズ
24 タイガース
25 パドレス
26 フィリーズ
27 ガーディアンズ
28 メッツ
29 ヤンキース/ドジャース
30 ヤンキース/ドジャース

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