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ソト陣営と各球団の面談が始まる Rソックスは3時間の話し合い

2024.11.16 11:26 Saturday

 今オフのFA市場における最大の目玉と言われるフアン・ソト(ヤンキースFA)の争奪戦がいよいよ本格的にスタートした。地元メディア「マスライブ」のショーン・マクアダム記者によると、レッドソックスは日本時間11月15日に南カリフォルニアで代理人のスコット・ボラス氏を含むソト陣営との面談を実施したという。ほかのチームの面談状況は不明だが、米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のジェフ・パッサン記者はレッドソックスのほか、ブルージェイズ、メッツ、ヤンキースが面談を予定していることを報じている。

 レッドソックスとソト陣営の面談は、最初の挨拶と基本的な情報提供が中心だったとみられる。マクアダム記者によると、およそ3時間にわたる面談が実施され、「生産的」な話し合いが行われたというが、金銭面などの具体的な契約条件のオファーはなかったようだ。レッドソックスはあくまでも自軍の基礎情報や魅力の伝達に徹したものとみられる。

 一方、ソト陣営はレッドソックスからのプレゼンテーションに「感銘を受けた」ことが報じられている。レッドソックスにはペドロ・マルティネスやデービッド・オルティスといったドミニカ共和国出身のレジェンドがおり、レッドソックスはそうした情報も盛り込んだプレゼンテーションを実施したようだ。球団の将来のプランについても説明し、今後ソトと一緒にチームを引っ張っていく可能性のあるトップ・プロスペクトも紹介。レッドソックスは特に野手のプロスペクトが充実しており、その点はソトにとっても魅力的に映ったに違いない。

 現在26歳のソトは今季ヤンキースで157試合に出場し、打率.288、41本塁打、109打点、129四球、OPS.988を記録。若さと実力を兼ね備え、今オフのFA市場で総額6億ドルを超えるような超大型契約を手にすることが予想されている。ソト陣営は今後数日間、南カリフォルニアに滞在し、レッドソックス以外の球団とも面会を実施する予定となっているようだ。

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