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ガーディアンズが獲得したばかりのホーウィッツをパイレーツへ放出

2024.12.11 13:30 Wednesday

 日本時間12月11日、ガーディアンズとブルージェイズのあいだで2対2のトレードが成立したことが明らかになったが、どうやら事実上の三角トレードに発展したようだ。米公式サイト「MLB.com」のマーク・フェインサンド記者によると、ガーディアンズはブルージェイズから獲得するスペンサー・ホーウィッツを再びトレードの駒とし、パイレーツと1対3のトレードを成立させたという。よって、ガーディアンズは2選手を放出し、ブルージェイズから1人、パイレーツから3人を獲得することになる。

 フェインサンド記者によると、ガーディアンズはブルージェイズから獲得するホーウィッツをパイレーツへ放出する対価としてルイス・オルティス、ジョシュ・ハートル、マイケル・ケネディの3選手を獲得する。パイレーツは一塁のレギュラー候補が不在だったため、メジャー2年目の今季12本塁打を放った27歳のホーウィッツを今後数年間の正一塁手として起用していくプランなのだろう。

 ガーディアンズがパイレーツから獲得する3選手のうち、唯一メジャー経験があるのは25歳のオルティス。今季メジャー3年目を迎えた右腕で、37試合(うち15先発)に登板して135回2/3を投げ、7勝6敗1セーブ、1ホールド、防御率3.32、107奪三振をマークした。先発ローテーションの再編が急務となっているガーディアンズにとって、大きな戦力と言える。

 ハートルは21歳の左腕で、今年のドラフト3巡目指名でパイレーツに入団。マイナーA級で1試合だけ登板した。ケネディは20歳の左腕で、2022年のドラフト4巡目指名でパイレーツに入団。今季はマイナーA級とA+級で合計18試合(うち17先発)に登板し、2勝5敗、防御率3.66という成績を残している。

 今回のトレードを整理すると、以下のようになる。

◆ブルージェイズ
放出:スペンサー・ホーウィッツ、ニック・ミッチェル
獲得:アンドレス・ヒメネス、ニック・サンドリン

◆ガーディアンズ
放出:アンドレス・ヒメネス、ニック・サンドリン
獲得:
ニック・ミッチェル(ブルージェイズから)
ルイス・オルティス(パイレーツから)
ジョシュ・ハートル(パイレーツから)
マイケル・ケネディ(パイレーツから)

◆パイレーツ
放出:ルイス・オルティス、ジョシュ・ハートル、マイケル・ケネディ
獲得:スペンサー・ホーウィッツ

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