【2024年シーズン TOP PLAY ➀】序盤から記録続出! ビッグプレーも目白押し
2024.12.19 12:15 Thursday
MLBは今季も劇的なポストシーズンを終え、ストーブリーグに入った。さて、今シーズンはどのような出来事やプレーがあったのか。米公式サイト「MLB.com」では、この時期の風物詩ともいえる「好プレー集」を公開。その動画を参考に、前半・後半で各10個の好プレーを選出した。まずは前半戦から。
10 ブライス・ハーパー(フィリーズ) 1試合3本塁打で通算1000得点達成 4月2日(日本時間3日)
開幕から11打数ノーヒットの主砲が目覚めた。4回の第2打席はこの日2本目のアーチで通算1000得点達成。そして7回の第4打席でグランドスラムも放ち、1試合3本塁打は自身2度目となった。
9 ラファエル・デバース(レッドソックス) 球団記録6試合連続本塁打 5月20日(日本時間21日)
15日(同16日)のレイズ戦で今季5号を放つと、19日(同20日)まで5試合連続本塁打でテッド・ウィリアムスら6人の球団記録に並び、翌20日のレイズ戦の第2打席で更新した。
8 サル・フリーリック(ブリュワーズ) 背走ダイビングキャッチ 5月14日(日本時間15日)
4対2で迎えた8回のパイレーツの攻撃、二死無走者からアンドリュー・マカッチェンの大飛球を背走し、最後はダイビングキャッチ。フリーリックは今季右翼手として初のゴールドグラブ賞を受賞している。
7 ホセ・ミランダ(ツインズ) 12打数連続安打 7月8日(日本時間9日)
7月3日(同4日)から6日まで10打席連続安打を放ち、翌7日の第1打席は死球で出塁。続く第2打席、第3打席でそれぞれ安打をマークし、12打数連続安打のメジャータイ記録を樹立。この週に週間MVPをキャリア初受賞した。
6 ベン・ライス(ヤンキース) 新人として球団初の1試合3本塁打 7月6日(日本時間7日)
ヤンキースのルーキー史上初となる1試合3本塁打をレッドソックス戦でマーク。この試合では7打点を記録し、ルー・ゲーリッグの持つヤンキースのルーキー記録にも並んだ。
5 ワイアット・ラングフォード(レンジャーズ) サイクルヒット 6月30日(日本時間7月1日)
注目の有望株が今季メジャーで最初のサイクル安打を達成(以降3人達成)。メジャー出場60試合以下でサイクル安打、満塁本塁打、ランニング本塁打の3つを達成したのは史上初だった。
4 スチュアート・フェアチャイルド(レッズ) ホームランキャッチ 5月1日(日本時間2日)
1対0でリードした1回のパドレスの攻撃。一死1・2塁で4番マニー・マチャドが放った打球は真っすぐに右中間へ向かったが、フェアチャイルドがジャンプ一番でホームランを奪った。
3 マイケル・コペック(ホワイトソックス) イマキュレート・イニング達成 7月10日(日本時間11日)
惨敗のシーズンとなったホワイトソックスだったが、コペックが1イニング9球で打者3人を3球三振に抑えるイマキュレート・イニングを達成。夏のトレードでドジャースに移籍したあとも好投を続けた。
2 ケビン・ピラー(エンゼルス) ホームランキャッチ 7月4日(日本時間5日)
メジャー屈指の守備力を誇り、派手なジャンピングキャッチから「スーパーマン」とも称されるピラー。初回、アスレチックスの先頭打者JJ・ブレデイの4球目の大飛球を、フェンスに身体を預けながらジャンピング捕球した。
1 ロネル・ブランコ(アストロズ) 2024シーズン初のノーヒッター 4月1日(日本時間2日)
開幕5戦目の今季初先発で、9回を無安打無失点、与四球2、奪三振7でブルージェイズ相手にノーヒッターを達成。自身初、チーム史上17度目の偉業となった。シーズン第2週の週間MVPも受賞した。
今も思い出す好プレーや、忘れていたプレーの興奮が映像により蘇る。また、見逃した人には新たな感動が伝わるTOP PLAYの数々。次回は後半戦、ポストシーズン進出の激闘、そして「50-50」の快挙をお届けする。