アロンソとメッツの間に「かなりの隔たり」 再契約は時期尚早か
2024.12.27 15:51 Friday
クリスマスを前にMLBの移籍市場では、一塁手の去就が立て続けに決まった。カルロス・サンタナがガーディアンズへ、ポール・ゴールドシュミットがヤンキースへ、そして3年6000万ドルの大型契約でクリスチャン・ウォーカーがアストロズへと移籍した。取り残された格好になったのが、今オフの一塁手市場最大の目玉と見られていたピート・アロンソだ。アロンソの動向について、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者などが報じている。
多くの球団がFA、トレードによって一塁手補強を済ませてしまったがために、アロンソの移籍先は今やかなり限定されている。一塁手補強を依然として目指している球団の中で、アロンソの要求額に近い金額を提示できる球団はもはや古巣メッツくらいで、複数の球団幹部はメッツとアロンソの再契約を「不可避」と考えているという。
しかし、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によれば、メッツとアロンソの交渉にはかなりの隔たりがあるとのこと。再契約の線が消失したわけではないが、アロンソがすぐに契約を締結することはなさそうだ。また、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者はアロンソの契約にオプトアウト権が付く可能性を指摘している。アロンソは今季も34本塁打を放ったとはいえ、OPSはキャリアワーストの.788と低迷。1、2年後に好成績を残してから、再び大型契約を狙うかもしれない。