English Español 韓国語

現時点での「2000年代ベストナイン」を米公式サイトが独自に選出

2025.1.6 12:02 Monday

 MLBでは新しい世紀を迎えることを記念して、1999年に「オール・センチュリー・チーム」を選出した。これは1900年代に活躍した選手のなかから30人のレジェンドを選出し、フェンウェイ・パークで開催されたオールスター・ゲームでセレモニーを行ったものである。それから25年が経過。米公式サイト「MLB.com」のマニー・ランダワ記者は、2000年以降に記録したWARを基準として、現時点での「2000年代ベストナイン」を独自に選出している。

 ランダワ記者が選出した現時点での「2000年代ベストナイン」は以下の通り。WARはデータサイト「ベースボール・リファレンス」のものが使用されており、イチローが右翼手部門、大谷翔平が指名打者部門で次点に選ばれている(カッコ内は2000年以降に記録したWARを表す)。

捕手:バスター・ポージー(44.8)
次点:ヤディアー・モリーナ(42.2)

一塁手:アルバート・プホルス(101.5)
次点:ジョーイ・ボットー(64.5)

二塁手:ロビンソン・カノー(68.1)
次点:チェイス・アトリー(64.5)

三塁手:エイドリアン・ベルトレイ(89.5)
次点:エバン・ロンゴリア(58.6)

遊撃手:フランシスコ・リンドーア(49.6)
次点:デレック・ジーター(47.9)

左翼手:バリー・ボンズ(59.1)
次点:ライアン・ブラウン(47.1)

中堅手:マイク・トラウト(86.2)
次点:アンドリュー・ジョーンズ(44.8)

右翼手:ムーキー・ベッツ(69.6)
次点:イチロー(60.0)

指名打者:デービッド・オルティス(55.1)
次点:大谷翔平(28.7)

先発投手:ジャスティン・バーランダー(81.0)
次点:クレイトン・カーショウ(76.5)

救援投手:マリアーノ・リベラ(41.1)
次点:ジョー・ネイサン(25.1)

 2000年代の個人成績リーダースは以下の通り。

本塁打:アルバート・プホルス(703)
打点:アルバート・プホルス(2218)
安打:アルバート・プホルス(3384)
盗塁:フアン・ピエール(614)
打率:ブラディミール・ゲレーロ(.318)
出塁率:トッド・ヘルトン(.419)
長打率:マニー・ラミレス(.591)
OPS:マニー・ラミレス(1.008)
OPS+:マイク・トラウト(173)
DRS:アンドレルトン・シモンズ(201)

奪三振:ジャスティン・バーランダー(3416)
防御率:クレイトン・カーショウ(2.50)
ERA+:クレイトン・カーショウ/ジェイコブ・デグロム(156)
投球回:CC・サバシア(3577回1/3)
勝利:ジャスティン・バーランダー(262)
完投:ロイ・ハラデイ(65)
完封:ロイ・ハラデイ(19)
奪三振率:ブレイク・スネル(11.23)
K/BB:カート・シリング(6.01)
セーブ:マリアーノ・リベラ(523)

spotvnow