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ブルージェイズがホフマンと3年3300万ドルで合意 抑え候補に

2025.1.11 09:59 Saturday

 ブルージェイズがようやく有力なFA選手の獲得に成功した。日本時間1月11日、ブルージェイズはフィリーズからFAとなっていた救援右腕ジェフ・ホフマンと3年契約を結んだことを発表。ホフマンは2014年ドラフト1巡目(全体9位)指名でブルージェイズに入団したが、メジャー昇格前にトレードで放出されており、実に9年半ぶりの古巣復帰となる。先発転向の可能性も取り沙汰されていたが、ロス・アトキンスGMはクローザー候補として期待しているようだ。

 今月32歳の誕生日を迎えたホフマンは、リリーフ転向後に開花した元トップ・プロスペクト。特にフィリーズへ移籍した2023年以降は素晴らしい活躍を見せており、2023年は54試合で5勝2敗1セーブ、11ホールド、防御率2.41、昨季は68試合で3勝3敗10セーブ、21ホールド、防御率2.17の好成績をマークした。昨季は前半戦に防御率1.12という見事なピッチングを見せ、オールスター・ゲーム初選出。2016年にフューチャーズ・ゲーム出場経験もある才能をようやく完全に開花させた感がある。

 米公式サイト「MLB.com」でブルージェイズを担当するキーガン・マシソン記者によると、契約条件は3年3300万ドル。「FanSided」のロバート・マレー記者によると、600万ドル分の出来高が設けられており、ホフマンは最大で3年3900万ドルを手にすることができるようだ。

 先発転向の可能性も取り沙汰されていたホフマンだが、ブルージェイズでは引き続きリリーバーとして起用される見込み。アトキンスGMは「ジェフをブルペンに加えることができて、とても嬉しい。彼の持ち球、ストライクを投げる能力、あらゆるタイプの打者から空振りを奪う能力、すべてがエリート級で、我々のチームをよりよくしてくれる存在であることは間違いない。試合を締めくくる機会を得ることになるだろう」と語っており、クローザーとしての起用も視野に入れているようだ。

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