ドジャースのフリーマンとテイラーが山火事の救援活動を支援
2025.1.11 10:55 Saturday
ロサンゼルスが大規模な山火事に襲われるなか、現地では懸命な消火活動・救援活動が行われており、ドジャースの選手たちも支援を表明している。米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のジェフ・パッサン記者によると、フレディ・フリーマン夫妻は合計30万ドルの寄付を行ったようだ。また、クリス・テイラー夫妻も「CT3ファウンデーション」を通じて募金活動を開始している。さらにドジャースもほかのロサンゼルスのチームと協力し、消火活動・救援活動への支援を行うことを表明している。
フリーマンと妻チェルシーさんは、ロサンゼルス消防局財団、パサデナ消防局、アメリカ救世軍に対してそれぞれ10万ドル、合計30万ドルの寄付を行った。また、チェルシーさんは、火災で迷子になったり捨てられたりしたペットの保護活動を行っている「パサデナ・ヒューメイン」にも同額の10万ドルを寄付することを表明している。
テイラーと妻メアリーさんは、「CT3ファウンデーション」を通じて募金活動をスタート。最大5000ドルを集め、ロサンゼルス消防局財団を支援することを表明している。
さらにドジャースは、ほかのロサンゼルスのチームと協力し、「ファナティクス」とも連携して「LAストロング」の商品を制作。これらの商品で得た収益はアメリカ赤十字社とロサンゼルス消防局財団へ寄付されることになっている。
ロサンゼルスの山火事は日本時間1月8日に発生し、強風と乾燥という気象条件も重なったため、燃え広がっている。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」によると、経済損失は数十億ドルに上ると予測されており、アメリカの歴史上でもトップクラスの自然災害として記録される可能性が高いという。
ドジャースは日本時間1月11日に公式声明を発表。「ロサンゼルスとその周辺地域を襲った山火事の被害に、ドジャースの選手・フロントオフィス・スタッフ一同は心を痛めています。私たちはコミュニティのパートナーや被災地と緊密に連携しており、今後数日以内に当面の取り組みや継続中の活動について、さらに詳しい発表ができる予定です。この悲劇の最前線で活動している全ての人々に感謝するとともに、ドジャースの組織内も含め、住居や財産を失った何千もの家庭を悼みます」と述べた。