ブルージェイズが佐々木朗希とトロントで面談 米メディア報道
2025.1.14 00:00 Tuesday
今オフ、数多くの有力選手に興味を示してきたブルージェイズだが、佐々木朗希の争奪戦にも加わっているようだ。米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者とアンディ・マカラー記者は、ブルージェイズが先週、トロントで佐々木陣営との面談を実施したことを報じた。2025年度の国際移籍市場は1月15日にオープンするが、佐々木はすぐに契約しないとみられている。ただし、ポスティングの期限があるため、日本時間1月24日午前7時までには契約を決める必要がある。
佐々木の獲得を目指すメジャー各球団のうち、これまでにヤンキース、メッツ、ドジャース、パドレス、カブス、レンジャーズ、ジャイアンツの7球団が面談を実施したことが明らかになっている。先日、「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者は「ほかに少なくとも1球団が佐々木陣営との面談を実施したようだ」と報じていたが、その1球団がブルージェイズであるかどうかは定かではない。ブルージェイズ以外にも佐々木陣営との面談を実施した球団があるかもしれない。
ローゼンタール記者によると、ブルージェイズのロス・アトキンスGM、佐々木の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏はともに今回の件についてコメントを拒否したようだ。
ブルージェイズはケビン・ゴーズマン、ホセ・ベリオス、クリス・バシット、ボーデン・フランシスで先発4番手までは確定。5番手にはジャリエル・ロドリゲスが入る見込みだが、ここに佐々木が加われば、かなり強力な先発ローテーションが完成する。6人制ローテーションを導入することも可能であり、もちろんロドリゲスをブルペンに回す可能性もあるだろう。
昨オフには大谷翔平、今オフはフアン・ソトの獲得に失敗し、ここまではトレードでアンドレス・ヒメネス、FA補強でブルペンにジェフ・ホフマンとジミー・ガルシアを加えたのが目立つ程度。最後の最後にブルージェイズが大物獲得に成功するのか。大詰めを迎えている佐々木争奪戦の行方に注目だ。