佐々木朗希争奪戦は3球団が最終候補に ヤンキースなど脱落
2025.1.14 10:16 Tuesday
日本時間1月14日、注目の佐々木朗希争奪戦に大きな動きがあった。米メディアの報道によると、佐々木陣営は移籍先の候補から外れた球団に対して「争奪戦からの脱落」を通達。「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、ドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団が最終候補に残ったようだ。佐々木陣営との面談を実施したことが報じられていたヤンキース、メッツ、ジャイアンツ、レンジャーズ、カブスはいずれも最終候補に残れず、争奪戦からの脱落が決まった。
ドジャース、パドレス、ブルージェイズ、ヤンキース、メッツ、ジャイアンツ、レンジャーズ、カブスの8球団はいずれも佐々木陣営との面談を実施したことが報じられていた。このうち、パドレスはサンディエゴ、ブルージェイズはトロントで面談を実施したことが判明。最初の面談はロサンゼルスの代理人事務所で行われたが、佐々木陣営は入団を検討している球団の本拠地に赴き、改めて面談を実施したようだ。
佐々木争奪戦は、佐々木がポスティング制度によるメジャー移籍を表明した当初から「本命ドジャース、対抗パドレス」の構図だった。ドジャースとパドレスが最終候補に残っているのは大方の予想通りと言えるだろう。意外なのはブルージェイズで、日本時間1月14日に米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者がトロントで面談が行われたことを報じたばかり。ブルージェイズは4年前に約1億ドルを投じてキャンプ施設を大幅に改修するなど、設備投資にも力を入れており、佐々木陣営はそのあたりを高く評価しているのかもしれない。
2025年度の国際移籍マーケットは日本時間1月15日午後11時にオープン。佐々木はポスティングの交渉期限が日本時間1月24日午前7時に終了するため、それまでに移籍先を決める必要がある。本命ドジャースか、対抗パドレスか、それとも大穴ブルージェイズか。佐々木争奪戦はいよいよ大詰めを迎えている。