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ドジャースが佐々木朗希と2度目の面談へ スター選手も同席

2025.1.15 10:25 Wednesday

 米メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者とケン・ローゼンタール記者が報じたところによると、ドジャースと佐々木朗希の面談が日本時間1月15日に予定されているようだ。両者は昨年12月に最初の面談を済ませており、今回が2度目の面談ということになる。「ジ・アスレチック」は今回の面談にドジャースのスター選手が同席する見込みであることも報じている。日本時間1月15日午後11時には2025年度の国際移籍マーケットがオープン。佐々木争奪戦はいよいよ大詰めを迎える。

 日本プロ野球の千葉ロッテマリーンズからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指している佐々木。まだ23歳で、いわゆる「25歳ルール」の対象となるため、数百万ドルの契約金を支払うだけで獲得できることもあり、代理人のジョエル・ウルフ氏によると、最初の選考プロセスである書類選考には20球団が応募したようだ。その後、佐々木陣営はロサンゼルスで少なくとも8球団との面談を実施。そして、最終候補がドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団に絞り込まれ、サンディエゴでパドレス、トロントでブルージェイズとの面談が行われたことも明らかになっている。

 国際移籍マーケットがオープンすると、各球団は25歳未満の海外選手と契約するための予算枠をトレードに使うことができる。ドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団は、佐々木獲得をより確実なものとするため、予算枠を増額するために、マイナーの有望株とのトレードで他球団から余っている予算枠を獲得することが予想されている。佐々木獲得のためには予算枠を全額投入することが必要とみられており、ほかの25歳未満の海外選手との契約は事実上不可能となるが、メジャー各球団にとって、佐々木はそうしてでも手に入れたいほどの逸材なのだ。

 佐々木は国際移籍マーケットがオープンした直後ではなく、1月20日前後に移籍先を決めると予想されている。最終候補の3球団と2度目の面談を済ませ、まもなく佐々木争奪戦が決着のときを迎える。

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