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プロスペクト捕手トップ10 1位はオリオールズの20歳バサヨ

2025.1.15 10:43 Wednesday

 日本時間1月15日、米公式サイト「MLB.com」でプロスペクト(若手有望株)の情報を専門的に扱う「MLBパイプライン」では、2025年シーズン前のポジション別のプロスペクト・ランキングの発表をスタート。その第1弾として捕手トップ10が発表され、1位には20歳のサミュエル・バサヨ(オリオールズ)が選ばれた。バサヨは強肩強打が光る有望株で、20歳にしてすでにマイナー最上位のAAA級に到達。早ければ今季中にメジャーデビューする可能性があるとみられている。

 バサヨは昨季マイナーAA級で開幕を迎え、8月下旬にはAAA級に昇格。2階級合計で127試合に出場し、打率.278、19本塁打、65打点、10盗塁、OPS.790をマークした。打力を生かすために一塁やDHでの出場も多くなっているが、オリオールズには不動の正捕手アドリー・ラッチマンがいるため、メジャー昇格後も一塁やDHで出場する機会が多くなると予想される。

 2位にはドルトン・ラッシング(ドジャース)がランクイン。ラッシングも強肩強打の捕手であり、23歳で迎えた昨季はマイナーAA級とAAA級で合計114試合に出場して打率.271、26本塁打、85打点、2盗塁、OPS.896を記録した。ドジャースにもウィル・スミスという不動の正捕手がおり、ラッシングは昨季から左翼の守備にも挑戦。バサヨよりも今季メジャーデビューする可能性は高そうだ。

「MLBパイプライン」が選出したプロスペクト捕手トップ10は以下の通り。

1 サミュエル・バサヨ(オリオールズ)
2 ドルトン・ラッシング(ドジャース)
3 カイル・ティール(ホワイトソックス)
4 イーサン・サラス(パドレス)
5 ジェファーソン・クエロ(ブリュワーズ)
6 ブレイク・ミッチェル(ロイヤルズ)
7 ドレイク・ボールドウィン(ブレーブス)
8 ハリー・フォード(マリナーズ)
9 エドガー・クエロ(ホワイトソックス)
10 モイゼス・バレステロス(カブス)

 なお、今後のプロスペクト・ランキングの公開予定は以下の通り(日付はすべて日本時間)。

1月17日 一塁手
1月18日 二塁手
1月21日 三塁手
1月22日 遊撃手
1月23日 外野手
1月24日 左腕
1月25日 右腕と全体トップ100

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