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カブスがブレグマン陣営に接触か 短期契約で獲得の可能性も

2025.1.15 11:34 Wednesday

 アストロズからFAとなったアレックス・ブレグマンは希望通りのオファーを得ることができず、現在もFA市場に残ったままとなっている。そんななか、カイル・タッカーとのトレードでイサーク・パレイデスを放出して正三塁手が不在となっているカブスがブレグマンの移籍先候補として浮上したようだ。シカゴのラジオ局「670・ザ・スコア」のブルース・レバイン氏は、カブスが短期契約でブレグマンの獲得に動く可能性について言及している。

 カブスは昨夏のトレードで三塁のレギュラー格だったクリストファー・モレルを放出し、レイズからパレイデスを獲得。シーズン最後の2ヶ月間はパレイデスが正三塁手を務めた。しかし、アストロズからタッカーを獲得するために、パレイデスをトレードで放出。昨年のプレミア12で活躍した有望株マット・ショウが三塁のレギュラーの有力候補に挙げられているが、開幕ロースター入りできるかどうかはスプリング・トレーニングの結果次第とも言われている。

 ブレグマンについては、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が「レッドソックスとタイガースが最有力候補」と報じ、米全国紙「USA Today」のボブ・ナイチンゲール記者は「最も強い興味を示しているのはブルージェイズ」と伝えている。ここまでカブスが有力候補に挙げられたことはなかったが、スプリング・トレーニングの開始が迫り、ブレグマンが希望通りの長期契約を得るのは難しいとの見方が広まるなか、カブスにもチャンスが出てきたようだ。

 レバイン氏によると、カブスはブレグマン獲得に向けて、すでに代理人のスコット・ボラス氏と接触している模様。カブスがブレグマンを獲得するのであれば、3年前後の短期契約で、毎年シーズン終了後にオプトアウトできるような形式になる可能性が高いという。有望株のショウが控えているカブスは、ブレグマンと長期契約を結ぶ必要がなく、ブレグマン陣営が短期契約に応じるのであれば、獲得の可能性が出てくるだろう。

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