プロスペクト一塁手トップ10 1位と2位は「元二刀流選手」
2025.1.17 10:38 Friday
米公式サイト「MLB.com」でプロスペクト(若手有望株)の情報を専門的に扱う「MLBパイプライン」では、日本時間1月15日から2025年シーズン前のポジション別のプロスペクト・ランキングの発表をスタート。日本時間1月17日には第2弾として一塁手トップ10が発表された。ランキング1位のジャック・キャグリオーン(ロイヤルズ)と2位のブライス・エルドリッジ(ジャイアンツ)はプロ入り前に二刀流選手として注目され、現在は打者に専念している「元二刀流選手」。ランキングにはスラッガー候補生がズラリと並んだ。
現在21歳のキャグリオーンは昨年のドラフト全体6位指名でロイヤルズに入団。今後、ピッチングを再開する可能性は残されているが、今のところは強打の一塁手として育成されている。プロ1年目の昨季はマイナーA+級で29試合に出場し、打率.241、2本塁打、14打点、2盗塁、OPS.690を記録。2026年頃のメジャーデビューが予想されている。
2位のエルドリッジも元二刀流。2023年ドラフト全体16位指名でジャイアンツに入団し、現在20歳の有望株だ。昨季はマイナーA級からスタートし、最終的にはAAA級まで到達。4階級合計で116試合に出場し、打率.291、23本塁打、92打点、6盗塁、OPS.890をマークした。1位のキャグリオーンと同様、メジャーデビューは2026年頃になりそうだ。
「MLBパイプライン」が選出したプロスペクト一塁手トップ10は以下の通り。
1 ジャック・キャグリオーン(ロイヤルズ)
2 ブライス・エルドリッジ(ジャイアンツ)
3 ニック・カーツ(アスレチックス)
4 ゼイビアー・アイザック(レイズ)
5 トレイ・モーガン(レイズ)
6 ホスエ・ブリセーニョ(タイガース)
7 ライアン・クリフォード(メッツ)
8 ラルフィ・ベラスケス(ガーディアンズ)
9 C・J・ケイフス(ガーディアンズ)
10 タイラー・ロックリアー(マリナーズ)
なお、今後のプロスペクト・ランキングの公開予定は以下の通り(日付はすべて日本時間)。
1月18日 二塁手
1月21日 三塁手
1月22日 遊撃手
1月23日 外野手
1月24日 左腕
1月25日 右腕と全体トップ100