番記者が選ぶヤンキースの2000年代ベストナイン 松井も選出
2025.1.17 11:41 Friday
米公式サイト「MLB.com」でヤンキースを担当するブライアン・ホーク記者は、オフシーズンの特別企画として2000~2024年の25年間を対象に、現時点での「2000年代ベストナイン」を選出した。ヤンキースだけでなく、球界を代表するような名選手ばかりがズラリと並ぶなか、左翼手部門では松井秀喜が選出。松井はDH部門でも次点の1人に名を連ねている(DH部門で選ばれたのはジャンカルロ・スタントン)。2009年のワールドシリーズでMVPに輝いた「ゴジラ」は今もなお、ニューヨークで愛される存在だ。
ホーク記者は左翼手部門の選考について「松井とブレット・ガードナーが僅差の争いだった」としている。しかし、ホーク記者は2000年代のヤンキースを代表する左翼手として松井を選出。「彼はピンストライプのユニフォームを着る前から本物のスターであり、ヤンキースを誇らしく代表する国際的なアイコンだった。2006年に松井の連続試合出場が518で途切れたのは手首の骨折が原因だったが、そのときに彼はチームに謝罪した。2009年にはDHを務め、第6戦で6打点を叩き出すなど、ワールドシリーズMVPに選出。ニューヨークで過ごした7年間で打率.292、140本塁打、597打点、OPS.852を記録した」と記した。
ホーク記者が選んだヤンキースの「2000年代ベストナイン」と次点の選手たちは以下の通り。なお、先発右腕部門では、次点に田中将大の名前がある。
捕手:ホルヘ・ポサダ
次点:ゲーリー・サンチェス、ブライアン・マッキャン
一塁手:マーク・テシェイラ
次点:ジェイソン・ジアンビ、ティノ・マルティネス
二塁手:ロビンソン・カノー
次点:グレイバー・トーレス、アルフォンゾ・ソリアーノ
三塁手:アレックス・ロドリゲス
次点:ジオ・ウルシェラ
遊撃手:デレック・ジーター
次点:ディディ・グレゴリアス
左翼手:松井秀喜
次点:ブレット・ガードナー、ジョニー・デイモン
中堅手:バーニー・ウィリアムス
次点:カーティス・グランダーソン
右翼手:アーロン・ジャッジ
次点:ニック・スウィッシャー、ボビー・アブレイユ、ゲーリー・シェフィールド、ポール・オニール
DH:ジャンカルロ・スタントン
次点:ジェイソン・ジアンビ、松井秀喜
先発左腕:CC・サバシア
次点:アンディ・ペティット
先発右腕:マイク・ムシーナ
次点:ゲリット・コール、ロジャー・クレメンス、田中将大
クローザー:マリアーノ・リベラ
次点:アロルディス・チャップマン