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佐々木朗希がドジャース入団を決断 大谷・山本とローテ形成

2025.1.18 09:14 Saturday

 日本時間1月18日、日本プロ野球の千葉ロッテマリーンズからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指していた佐々木朗希は自身のインスタグラムを更新。「ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結ばせていただくことになりました」と記し、ドジャース入団を決断したことを表明した。ドジャースに所属する日本人選手は大谷翔平、山本由伸に続いて佐々木が3人目。佐々木はメジャー昇格を果たせば、大谷、山本、ブレイク・スネル、タイラー・グラスナウらと先発ローテーションを形成することになる。

 いわゆる「25歳ルール」の対象となる佐々木の獲得には、昨オフの山本のような大金は必要ではないため、多くの球団が争奪戦に加わっていた。代理人を務めるジョエル・ウルフ氏によると、最初の書類選考に応募したのは20球団。そこからロサンゼルスの代理人事務所で対面の面談を行うプロセスに進み、少なくとも8球団が面談を実施したとみられている。そして、ドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団が最終候補となり、各球団の施設を訪問したあと、佐々木はドジャース入団を決断した。

 佐々木のインスタグラムには「とても難しい決断でしたが、野球人生を終えて後で振り返ったときに、正しい決断だったと思えるよう頑張ります」と記されている。そして「入団会見では、ここまで支えて頂いた全ての皆様に感謝しながら、ドジャースのユニフォームに袖を通したいと思います」と決意を綴った。

 100マイル超の速球に90マイル台のスプリッターを持つ佐々木は、メジャーでもエース級のポテンシャルを秘めると高く評価されており、未来のサイ・ヤング賞候補として期待は大きい。稼働率の低さや耐久性に不安を残すものの、佐々木はまだ23歳。ここからメジャーに適応していけば全く問題ないはずだ。

 佐々木とマイナー契約を結ぶドジャースは今後、佐々木がFAになるまで最低6年間の保有権を持つことになる。グラスナウとスネルは5年契約、大谷は10年契約、山本は12年契約を結んでおり、今後しばらくのあいだは佐々木を含めたこの5人がドジャースの先発陣を牽引していく。

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