プロスペクト二塁手トップ10　１位はＲソックス・キャンベル

2025.1.18 12:24 Saturday

　米公式サイト「MLB.com」でプロスペクト（若手有望株）の情報を専門的に扱う「MLBパイプライン」では、日本時間１月15日から2025年シーズン前のポジション別のプロスペクト・ランキングの発表をスタート。日本時間１月18日には第３弾として二塁手トップ10が発表された。昨年のドラフト全体１位で指名され、プレミア12のオーストラリア代表としてもプレーしたトラビス・バザーナ（ガーディアンズ）を抑え、クリスチャン・キャンベル（レッドソックス）が１位に選ばれている。

　１位のキャンベルは現在22歳。プロ２年目の昨季はマイナーＡ＋級からスタートしてAAA級まで駆け上がり、３階級合計で115試合に出場して打率.330、20本塁打、77打点、24盗塁、74四球、出塁率.439、OPS.997という素晴らしい成績をマークした。二塁のほかに遊撃や外野を守ることもでき、今季中のメジャーデビューが有力。レッドソックスは早期の契約延長も検討しているようだ。

　２位のバザーナは昨年度ドラフト全体１位指名選手で現在22歳。プロ１年目はマイナーＡ＋級で27試合に出場し、打率.238、３本塁打、12打点、５盗塁、OPS.765を記録した。キャンベル、バザーナのほか、３位のルーク・キーシャル（ツインズ）、４位のクリスチャン・ムーア（エンゼルス）、５位のジェームス・トリアントス（カブス）も早ければ今季中にメジャーデビューする可能性があるとみられている。

「MLBパイプライン」が選出したプロスペクト二塁手トップ10は以下の通り。

１　クリスチャン・キャンベル（レッドソックス）
２　トラビス・バザーナ（ガーディアンズ）
３　ルーク・キーシャル（ツインズ）
４　クリスチャン・ムーア（エンゼルス）
５　ジェームス・トリアントス（カブス）
６　テルマー・ジョンソン（パイレーツ）
７　サル・スチュワート（レッズ）
８　マイケル・アローヨ（マリナーズ）
９　デメトリオ・クリサンテス（ダイヤモンドバックス）
10　オレルビス・マルティネス（ブルージェイズ）

　なお、今後のプロスペクト・ランキングの公開予定は以下の通り（日付はすべて日本時間）。

１月21日　三塁手
１月22日　遊撃手
１月23日　外野手
１月24日　左腕
１月25日　右腕と全体トップ100