【City Connect Uniforms解説⑯】西海岸の鮮やかな風景をイメージ 「SD」ロゴもポップな印象に
2025.1.20 17:56 Monday
2021年に導入されたシティコネクト・ユニフォーム。本拠地を置く地域の文化や特色をモチーフとしており、1つひとつのデザインに注目すると、チームと地域のつながりや歴史を感じられる。2022年からパドレスの選手が着用しているユニフォームは、リゾート地・サンディエゴのチームらしいポップな色合いが特徴的だ。
「2つの街、2つの文化、1つのホームチーム。(“Two cities, two cultures, one home team.”)」
コンセプトムービーにて、マニー・マチャドが話したフレーズがこのシティコネクト・ユニフォームのテーマである。2つの街とは、サンディエゴとバハ・カリフォルニアのこと。パドレスファンはサンディエゴだけでなく、メキシコのバハ・カリフォルニア地域の人々も多いことから、それらの地域に広がる鮮やかな風景をイメージしている。
キーカラーはピンクとミントグリーンで、両袖やおなじみ「SD」ロゴのキャップも鮮やかな印象に。前面に大きく掲げられた「SAN DIEGO」の文字はメインの2色に加え、黄色で縁取りされている。サンディエゴの空に広がる、ピンクと黄色の美しい夕焼けを表現しているのだ。
シティコネクト・ユニフォーム着用日となる金曜日のホームゲームでは、フットガードやリストバンド、ソックス、シューズなど、ユニフォームに合わせたカラーのアイテムを使用する選手も多い。選手それぞれの着こなしに注目するのも、このユニフォームの楽しみの1つになっている。