プロスペクト三塁手トップ10 両リーグの新人王候補が上位に
2025.1.21 07:25 Tuesday
米公式サイト「MLB.com」でプロスペクト(若手有望株)の情報を専門的に扱う「MLBパイプライン」では、日本時間1月15日から2025年シーズン前のポジション別のプロスペクト・ランキングの発表をスタート。日本時間1月21日には第4弾として三塁手トップ10が発表された。長距離砲コビー・メヨ(オリオールズ)が1位、昨年のプレミア12でアメリカ代表として活躍したマット・ショウ(カブス)が2位にランクイン。両リーグの新人王候補として期待される選手が上位に名を連ねた。
1位のメヨは現在23歳。2020年ドラフト4巡目指名で入団し、昨年8月にメジャーデビューしたものの、17試合に出場して41打数4安打、打率.098に終わった。しかし、マイナーでは93試合で打率.293、25本塁打、73打点、OPS.964の好成績をマーク。オースティン・ライリー(ブレーブス)と比較されることもある選手だが、オリオールズの三塁には若手のジョーダン・ウエストバーグがおり、メヨは最終的に一塁に落ち着くことになるかもしれない。
2位のショウは2023年ドラフト1巡目(全体13位)指名で入団した有望株で、現在23歳。もともとは二塁手や遊撃手としてプレーしていたが、カブスは二塁にニコ・ホーナー、遊撃にダンズビー・スワンソンという名手がいるため、プロ2年目の昨季から三塁手としての出場が増えている。昨季はマイナーで121試合に出場し、打率.284、21本塁打、71打点、31盗塁、OPS.867の活躍。カブスは現時点で正三塁手が不在であり、今季開幕からレギュラーとして起用される可能性もある。
「MLBパイプライン」が選出したプロスペクト三塁手トップ10は以下の通り。
1 コビー・メヨ(オリオールズ)
2 マット・ショウ(カブス)
3 キャム・スミス(アストロズ)
4 ブレイデン・テイラー(レイズ)
5 キャム・コリアー(レッズ)
6 ジェイス・ヤング(タイガース)
7 ブレイディ・ハウス(ナショナルズ)
8 トミー・ホワイト(アスレチックス)
9 ザック・デゼンゾ(アストロズ)
10 マイク・ボーブ(ブリュワーズ)
なお、今後のプロスペクト・ランキングの公開予定は以下の通り(日付はすべて日本時間)。
1月22日 遊撃手
1月23日 外野手
1月24日 左腕
1月25日 右腕と全体トップ100