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エンゼルスがキハダとの年俸調停回避 年俸107.5万ドルで合意

2025.1.22 11:30 Wednesday

 日本時間1月22日、エンゼルスは救援左腕ホセ・キハダとの年俸調停を回避したことを発表した。球団の発表によると、今季の年俸は107万5000ドルに決定。また、今回の契約には2026年シーズンの球団オプションが付属しているという(年俸375万ドル)。エンゼルスが今季の年俸として97万5000ドルを提示したのに対し、キハダは114万ドルを希望していたが、ほぼその中間となる金額で合意し、無事に契約が結ばれた。

 現在29歳のキハダはベネズエラ出身の救援左腕。2023年にトミー・ジョン手術を受け、昨季は後半戦からの登場となったが、22試合に登板して19回1/3を投げ、2勝2敗、7ホールド、防御率3.26、24奪三振とまずまずのピッチングを見せた。

 2013年9月、17歳のときにマーリンズと契約したキハダは、2019年にメジャーデビューして34試合に登板。しかし、翌2020年2月にDFAとなってエンゼルスへ移籍し、2022年に自己最多の42試合に登板するなど、それ以降はエンゼルスのブルペンの一角を担っている。トミー・ジョン手術から本格復帰するシーズンとなる今季は、キャリアハイの成績を残すような活躍が望まれるところだ。

 なお、キハダとの年俸調停を回避したエンゼルスだが、年俸調停権を持つ選手のうち、まだルイス・レンヒーフォとミッキー・モニアックとの合意に至っていない。レンヒーフォは今季の年俸として595万ドルを希望しているが、エンゼルスは580万ドルを提示。一方、モニアックは200万ドルを希望しているが、エンゼルスの提示額は150万ドルだ。このまま合意に至らなかった場合、年俸調停が行われ、球団側と選手側の希望額のどちらかが今季の年俸として採用されることになる。

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