プロスペクト外野手トップ10　１位はＲソックス・アンソニー

2025.1.23 10:50 Thursday

　米公式サイト「MLB.com」でプロスペクト（若手有望株）の情報を専門的に扱う「MLBパイプライン」では、日本時間１月15日から2025年シーズン前のポジション別のプロスペクト・ランキングの発表をスタート。日本時間１月23日には第６弾として外野手トップ10が発表された。「MLBパイプライン」によると、後日発表予定のプロスペクト・ランキング全体トップ100には18人の外野手がランクインする予定。そのうち上位10人が今回、外野手トップ10として発表された形となる。

　１位に選ばれたロマン・アンソニー（レッドソックス）は今季中のメジャー昇格が期待されている強打者。まだ20歳だが、すでにマイナー最上位のAAA級に到達しており、昨季はＡＡ級とAAA級で合計119試合に出場して打率.291、18本塁打、65打点、21盗塁、79四球、出塁率.396、OPS.894の好成績をマークした。将来的には毎年コンスタントに打率３割＆30本塁打を狙える打者に成長することを期待されるスラッガー候補生だ。

　トップ10の顔ぶれを見ると、ナ・リーグ新人王候補のディラン・クルーズ（ナショナルズ）、ア・リーグ新人王候補のジェイソン・ドミンゲス（ヤンキース）など、１位のアンソニー以外にも各球団の好素材がズラリ。トップ10の全員が後日発表されるプロスペクト・ランキング全体トップ100にランクインする予定の選手であり、好素材ばかりが並んでいるのは当然と言えば当然かもしれない。この外野手トップ10のなかから今季の新人王が誕生する可能性も十分にありそうだ。

「MLBパイプライン」が選出したプロスペクト外野手トップ10は以下の通り。

１　ロマン・アンソニー（レッドソックス）
２　ウォーカー・ジェンキンス（ツインズ）
３　ディラン・クルーズ（ナショナルズ）
４　マックス・クラーク（タイガース）
５　ジェイソン・ドミンゲス（ヤンキース）
６　チャーリー・コンドン（ロッキーズ）
７　チェイス・デローター（ガーディアンズ）
８　エマニュエル・ロドリゲス（ツインズ）
９　ホスエ・デポーラ（ドジャース）
10　ラザロ・モンテス（マリナーズ）

　なお、今後のプロスペクト・ランキングの公開予定は以下の通り（日付はすべて日本時間）。

１月24日　左腕
１月25日　右腕と全体トップ100