アルトゥーベが外野転向に前向き ブレグマン引き留め目指す
2025.1.26 09:40 Sunday
アストロズは現在もアレックス・ブレグマンとの再契約を目指しているが、もしブレグマンの引き留めに成功した場合、新加入のイサーク・パレイデスを二塁に置き、チームの看板選手であるホセ・アルトゥーベを二塁から左翼にコンバートするプランが浮上している。アルトゥーベはそのプランについて「まだチーム内で議論していないが、アレックスのためなら何でもする。彼に残ってほしいし、そのためなら僕はどんなことだってする」と極めて前向きな姿勢を示した。
アルトゥーベの左翼転向プランは、殿堂入りの名二塁手クレイグ・ビジオがジェフ・ケントの加入に伴って2年間だけ外野を守ったことを思い出させる。現在34歳のアルトゥーベにとって、新しい挑戦となるが、「これまでにも言った通り、彼はリーグ全体でも最高の選手の1人であり、このチームにおける最高の選手の1人だ。僕たちは彼に残ってほしい。彼をこのチームに残すためなら僕はどんなことだってする」とブレグマンが残留した場合に左翼へのコンバートを受け入れるつもりであることを明言した。
現在、アストロズの内野陣は一塁クリスチャン・ウォーカー、二塁アルトゥーベ、三塁パレイデス、遊撃ジェレミー・ペーニャの4人でレギュラーが固まっている。一方、カイル・タッカーを放出したことにより、外野陣は弱体化してしまった。アストロズはブレグマンと再契約してアルトゥーベを外野に回すことによって、弱点の外野陣をグレードアップさせることができるというわけだ。
デイナ・ブラウンGMは「最終的にブレグマンと再契約できた場合、彼は三塁を守ることになる。それ以外のことは、それから考えることになるだろう」とアルトゥーベの左翼転向プランについて明言を避けた。ジョー・エスパーダ監督は「何でもやるという彼の姿勢をリスペクトする。アレックスが戻ってきたときにどうやって打線を組むかということについてはチーム内でも議論しているし、きっと上手くいくと思う」とブレグマンが残留した場合の選手起用について自信を見せた。