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アストロズ ブレグマンとの再契約に向けて可能性を閉ざさず

2025.1.26 10:38 Sunday

 アストロズは今オフ、FAでクリスチャン・ウォーカー、トレードでイサーク・パレイデスを獲得し、内野の両コーナーが埋まった。しかし、アレックス・ブレグマンと再契約を結ぶ可能性が完全に消滅したわけではないようだ。デイナ・ブラウンGMはアストロズがブレグマンへの関心を持ち続けていることを認めており、「再契約できる可能性は低い」とする一方で「再契約に向けたドアはひび割れている」と表現し、完全にドアが閉ざされたわけではないことを強調した。

 ブラウンGMは「オフシーズンが始まったとき、ブレグマンがこの時期までFA市場に残っていることは予想していなかった」とコメント。アストロズはオフシーズンの早い段階で6年1億5600万ドルのオファーを提示しているが、このオファーは現在も取り下げられていない。ある関係者は「ブレグマンが今、そのオファーを受け入れた場合、アストロズはノーとは言わないだろう」と話している。

 ジョー・エスパーダ監督は「彼はまだ獲得可能だし、チームに戻ってきてほしいと思っている」とコメント。「もちろん、いくつかのハードルをクリアする必要はあるけれど、私は楽観的に考えている」と語った。エスパーダ監督が言及した「ハードル」はおそらく2つ。1つはペイロール面の問題、そしてもう1つはポジション面の問題だ。

 ペイロール面については、セットアッパーのライアン・プレスリーの放出を画策していることが明らかになっている。しかし、プレスリーは全球団に対するトレード拒否権を持っており、フロントオフィスの思惑通りにトレードが成立するかどうかは不透明だ。米メディアの最新情報によると、プレスリーに与えられた選択肢は「アストロズ残留」と「カブスへ移籍してクローザーを務める」の二択。決断はプレスリーに委ねられている。

 ポジション面については、正二塁手ホセ・アルトゥーベが左翼コンバートを受け入れる姿勢を示しており、大きな問題はなさそう。アルトゥーベを左翼に回すことで「ヨーダン・アルバレスをDHに固定したい」という球団の希望もクリアできる。ブレグマンが残留した場合、二塁パレイデス、三塁ブレグマン、左翼アルトゥーベ、DHアルバレスという布陣で2025年シーズンに臨むことになるだろう。

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