昨季引退したブラックモンがロッキーズのGM特別補佐に就任
2025.1.26 12:56 Sunday
日本時間1月26日、ロッキーズは昨季限りで現役引退したチャーリー・ブラックモンがビル・シュミットGM付きの特別補佐に就任することを発表した。現在38歳のブラックモンはロッキーズ一筋14年のメジャー生活で通算1805安打、227本塁打、801打点、148盗塁を記録し、首位打者1度、シルバースラッガー賞2度、オールスター・ゲーム選出4度の実績を残した名選手。球団の公式発表によると、今後は野球に関わる様々なエリアで球団のサポートをしていくようだ。
ブラックモンは昨年9月に現役引退を発表した時点では「1年目は家族と過ごす時間を多く作りたい」と話す一方で「スプリング・トレーニングを訪問して現役選手の助けになりたい」とも語っていた。今回、GM特別補佐に就任することが決まり、ブラックモンが担う役割がより明確になった。
シュミットGMは、ロッキーズのOB選手を特別補佐、インストラクター、コーチなどに就任させ、スプリング・トレーニングなどで現役選手への指導を行わせるというプロジェクトを推進している。ブラックモンを特別補佐に任命したのも、そのプロジェクトの一環だ。ブラックモンは「スプリング・トレーニングにも参加し、ほかにもスカウトとかいろいろな経験をしたい」と話していたが、それが実現する可能性は高いだろう。
シュミットGMは「チャーリーは10年以上にわたり、ロッキーズの球団組織に不可欠な存在だった。彼のリーダーシップ、野球への深い理解、そして、この球団組織に対する情熱は、特別補佐という新しい役割に完璧にフィットする」とコメント。「彼のユニークな洞察力や経験値を現役選手やフロントオフィスに還元してくれることを非常に楽しみにしている」とブラックモンに対する期待を語った。
なお、ブラックモンは日本時間1月26日、シュミットGM、バド・ブラック監督、正三塁手ライアン・マクマーンとともに、ファン感謝デーのイベントに出席。ファンからの質疑応答を行い、イベントを盛り上げた。