人気MLBゲームの20作目 表紙には若手スターの3選手が抜擢
2025.1.29 11:36 Wednesday
日本時間1月29日、人気MLBゲームの最新作「MLB The Show 25」のカバーアスリート(表紙)が発表され、「球界の未来を担う選手」としてポール・スキーンズ(パイレーツ)、ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)、エリー・デラクルーズ(レッズ)の3人が抜擢された。同シリーズは2006年から販売が開始され、今回が節目の20作目。表紙に複数の選手が起用されるのは初めてである。最新作は3月18日にプレイステーション5、XボックスシリーズX、ニンテンドーSwitchを対象に発売される。
同シリーズのグローバルマーケティングを担当するトッド・リス氏は、若手スターの3選手を抜擢した理由について「これまで我々は1人の選手を選んできたが、リーグ全体で前例のないほど若手スターが台頭しており、そうした球界の変化を表現するために、3選手の起用を決めた」とコメント。「彼らは球界の常識を変えつつあり、それに伴って我々も表紙を飾る選手の在り方を変えようとしている」と語った。
パイレーツの選手が表紙に起用されるのは、2013年のアンドリュー・マカッチェンに続いてスキーンズが2人目。オリオールズとレッズからは初の起用となる。リス氏は「MLBはダイナミックな時代を迎えようとしている。若くて才能のある選手たちが登場し、球界を変えようとしている。最もエキサイティングな3人の選手にスポットライトを当て、そのストーリーを伝えたいと考えた」と3選手への期待を語った。
同シリーズではこれまで「球界の顔」と呼べる選手、もしくはそうなることを期待される選手を表紙に起用してきた。2017年に殿堂入り選手のケン・グリフィーJr.が起用されたケースはあるものの、今回の3人起用はそれ以来のイレギュラーなケースとなる。2022年には大谷翔平が日本人選手として初めて同シリーズの表紙に起用された。過去の表紙は以下の通り。
2006 デービッド・オルティス
2007 デービッド・ライト
2008 ライアン・ハワード
2009 ダスティン・ペドロイア
2010 ジョー・マウアー
2011 ジョー・マウアー
2012 エイドリアン・ゴンザレス
2013 アンドリュー・マカッチェン
2014 ミゲル・カブレラ
2015 ヤシエル・プイグ
2016 ジョシュ・ドナルドソン
2017 ケン・グリフィーJr.
2018 アーロン・ジャッジ
2019 ブライス・ハーパー
2020 ハビアー・バイエズ
2021 フェルナンド・タティスJr.
2022 大谷翔平
2023 ジャズ・チザムJr.
2024 ブラディミール・ゲレーロJr.
2025 ポール・スキーンズ/ガナー・ヘンダーソン/エリー・デラクルーズ