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タイガースがブレグマンとフラハティのどちらか一方を獲得か

2025.2.3 10:32 Monday

 昨季、2014年以来10年ぶりとなるポストシーズン進出を達成したタイガース。今オフはグレイバー・トーレス、アレックス・カッブ、トミー・ケインリーを獲得し、打線、先発ローテーション、ブルペンをそれぞれ強化した。しかし、スコット・ハリス編成本部長はまだ今オフの補強が完了していないことを示唆。米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のバスター・オルニー記者によると、タイガースは少なくともあと1人、実績のあるベテラン選手をロースターに加えるつもりのようだ。

 オルニー記者は、タイガースが獲得に動く可能性のある選手として、アレックス・ブレグマンとジャック・フラハティの名前を挙げている。タイガースが優先しているのはブレグマンで、契約交渉のなかでも「第1希望」であることを伝えているようだ。しかし、米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は、ブレグマンに対して5球団が興味を示していることを報じており、タイガースがブレグマン獲得を実現させるためには、熾烈な争奪戦に勝利する必要がある。

 もしブレグマンを獲得できなかった場合、タイガースはフラハティの呼び戻しに動く可能性が高いとみられる。フラハティは昨季、1年契約でタイガースに加入し、夏場にドジャースへトレードされるまで、106回2/3を投げて防御率2.95、133奪三振の好成績をマーク。そうした昨季の活躍もあり、タイガースはフラハティのことを高く評価しているという。

 当初は大型契約を希望していたとみられるフラハティだが、オルニー記者によると、なかなか希望通りのオファーを得られない状況のなかで、希望条件のハードルを下げており、現在は短期契約に応じる姿勢も見せているという。オプトアウト付きの2~3年契約といった形でタイガース復帰が実現しても決して不思議ではない状況だ。若手主体のチームを強化するために、タイガースが「ラストピース」の獲得に向けた動きを進めている。

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