【MLBマスコット大図鑑㉑】恐竜の化石が発掘された地で誕生したディンガー
2025.2.3 17:53 Monday
真剣勝負が繰り広げられるスタジアムで、どちらのファンも笑顔にするのが球団マスコットだ。個性豊かな人気者たちのプロフィールを紹介する。第21回はロッキーズのディンガー。
創設2年目で球団マスコットがまだ存在していなかったロッキーズ。クアーズ・フィールド開場前年の1994年4月16日、かつての本拠地マイルハイ・スタジアムで行われたモントリオール・エクスポズ(現ナショナルズ)戦にて、グレーの大きな卵から誕生したのがディンガーだった。
その卵はクアーズ・フィールド建設中に発見されたというもので、球場に2人の「医師」が駆けつけた。世話をしていると、突然卵にヒビが入り、中から紫色のトリケラトプスが姿を現したのだ。
当時、クアーズ・フィールドの建設中に、ホームプレート予定地付近で恐竜の化石が発掘。地元のロッキーズファンのあいだで「新球場の愛称は『ジュラシック・パーク』がいいのではないか」という声が上がるほど話題になっていた。この出来事にちなみ、ロッキーズのマスコット・ディンガーは恐竜がモチーフとなっている。
◆ディンガーのプロフィール一覧
身長:201cm
体重:450kg
背番号:00