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オリオールズがさらなる外野手補強 ローレアーノと契約合意

2025.2.5 11:33 Wednesday

 先日、オリオールズのマーク・エライアスGMは「スプリング・トレーニング開始までにさらなる戦力補強を目指している。そして、それは投手補強になる可能性が高い」といった発言をしていた。しかし、日本時間2月5日にオリオールズが獲得したのは外野手だった。オリオールズはブレーブスからノンテンダーFAとなっていたラモン・ローレアーノと1年契約を結んだことを発表。米公式サイト「MLB.com」のマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、契約条件は1年400万ドル+球団オプション1年となっているようだ。

 現在30歳のローレアーノはドミニカ共和国出身の強肩外野手。2018年にアスレチックスでメジャーデビューし、翌2019年には自己最多の24本塁打を放った。2023年途中にガーディアンズへ移籍したが、昨年5月下旬に解雇。その後、ブレーブスと契約し、昨季は2球団合計で98試合に出場して打率.259、11本塁打、33打点、8盗塁、OPS.748という成績だった。打率やOPSは3年ぶりの高水準だったが、シーズン終了後、ノンテンダーFAに。それ以降、なかなか契約が決まらなかったが、ようやくオリオールズと1年契約を結んだ。

 オリオールズは先日、レイズからノンテンダーFAとなっていたディラン・カールソンとも1年契約を結んでおり、外野陣がかなり充実した。レギュラー格のコルトン・カウザー、セドリック・マリンズ、タイラー・オニールに加え、有望株のヘストン・カースタッド、今オフ加入したダズ・キャメロンもおり、ロースター40人枠内に外野手が7人いるという状況。カールソンとカースタッドはマイナー・オプションを残しているが、強打のカースタッドが開幕ロースター入りする場合、マイナー・オプションのないキャメロンは居場所を失うことになるだろう。

 なお、オリオールズはローレアーノ獲得に伴い、内野手のルイス・バスケスをDFAとしたことを発表。バスケスは昨季カブスでメジャーデビューしたばかりの内野手で、1月下旬にジョン・バーティの正式契約に伴ってDFAに。その後、金銭トレードでオリオールズに加入していたが、再びDFAとなった。

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