ヤンキースがウエーバーで2人の元トップ・プロスペクト獲得
2025.2.6 09:47 Thursday
ヤンキースがスプリング・トレーニングの開始に向けて、ロースターの整備を進めている。日本時間2月6日にはウエーバー経由で2人の元トップ・プロスペクトを獲得した。1人目はロイヤルズからDFAとなっていたブレイデン・シューメイク。もう1人はレッズからDFAとなっていたオーウェン・ホワイトだ。また、2人の元トップ・プロスペクトの加入に伴い、ロースターの枠を空けるために、先月ウエーバーでブレーブスから獲得したばかりのアラン・ワイナンスをDFAとしたことを発表している。
現在27歳のシューメイクは2019年ドラフト1巡目(全体21位)指名でブレーブスに入団した元トップ・プロスペクト。2023年にメジャーデビューして2試合だけ出場し、同年オフにアーロン・バマーの交換要員の1人としてホワイトソックスへ放出された。昨季は前年を上回る29試合に出場したが、打率.125、1本塁打、4打点、5盗塁、OPS.337と結果を残せず。先月DFAとなってウエーバーでロイヤルズへ移籍していたが、ロイヤルズからもDFAとなり、今度はヤンキースに加わることになった。
現在25歳のホワイトは2018年ドラフト2巡目(全体55位)指名でレンジャーズに入団し、2023年には各球団の有望株が集まるフューチャーズ・ゲームにも出場した元トップ・プロスペクト。しかし、メジャーの舞台では2023年に2試合で防御率11.25、昨季も3試合で防御率24.00と全く結果を残せていない。昨年12月にレンジャーズからDFAとなり、金銭トレードでレッズへ移籍。しかし、1ヶ月も経たないうちにレッズからもDFAとなり、ヤンキースに拾われる形となった。
現在29歳のワイナンスは2023年にブレーブスでメジャーデビューし、2度目の先発登板でメジャー初勝利を挙げた右腕。昨季は2度の先発機会を与えられたが、0勝2敗、防御率15.26と期待に応える働きはできなかった。先月ブレーブスからDFAとなり、ウエーバー経由でヤンキースへ移籍。しかし、ウエーバー経由で加入した2人の元トップ・プロスペクトに押し出される形で、再びDFAとなった。